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 最近主要メーカーのAndroidタブレットは元気がなく、製品数も減っている。そんななか、中国Lenovo(レノボ、聯想集団)がAndroidタブレットの新製品「Lenovo Yoga Tab 11」と「Lenovo Yoga Tab 13」を発売した。今回はYoga Tab 13をレビューする。

 Yoga Tab 13は13インチディスプレーを搭載するモデルである。主要家電量販店での価格は8万7780円(税込み)となっている。

レノボのYoga Tab 13
レノボのYoga Tab 13
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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やや重いが内蔵スタンドは便利

 Yoga Tab 13の本体サイズは約293.4×204×6.2~24.9mm。画面サイズの近い米Apple(アップル)の12.9インチiPad Pro(第5世代)が280.6×214.9×6.4mmなので、ほぼ同様のサイズだ。最近のタブレットらしく狭額縁で、本体はコンパクトに設計されている。

 ただし重量はカタログ値で約830gとやや重い。12.9インチiPad Pro(第5世代)のWi-Fiモデルはカタログ値で682gなので150gほど重い。

 この重量増は、スタンドが内蔵である点が大きく影響しているのだろう。そう考えると妥当とも言える。自立させて映画などを楽しめる上に、外付けキーボードを用意すればパソコンのようにも使えるからだ。

 スタンドは本体を自立させるほか、逆側に寝かして斜めに角度を付けたり、フックとして使ってつるしたりすることも可能になっている。八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍という感じだ。

少々重いが持ち歩きに不自由するほどではない
少々重いが持ち歩きに不自由するほどではない
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スタンドを使って本体を自立させたり(上の写真)斜めに角度を付けたり(真ん中の写真)、スタンド部分をフックとして使ってつるしたり(下の写真)することが可能だ
スタンドを使って本体を自立させたり(上の写真)斜めに角度を付けたり(真ん中の写真)、スタンド部分をフックとして使ってつるしたり(下の写真)することが可能だ
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背面は手触りの良い素材を採用している
背面は手触りの良い素材を採用している
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