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 日本HPが個人向けのモバイルノートパソコン「HP Pavilion Aero 13-be0000 シリーズ(以下、HP Pavilion Aero 13-be)」を発売した。スタンダードモデル【S1】、スタンダードプラスモデル【S2】、パフォーマンスモデル【S3】の3モデルが用意されている(以下、それぞれをスタンダードモデル、スタンダードプラスモデル、パフォーマンスモデルと記載)。今回は最上位のパフォーマンスモデルをレビューした。直販サイトにおけるパフォーマンスモデルの価格は16万3900円(税込み、以下同じ)である。

 2021年8月30日現在、直販サイトではキャンペーンで【快適パソコンライフ!】スタンダードモデル【C1】、【快適パソコンライフ!】スタンダードプラスモデル【C2】、【快適パソコンライフ!】パフォーマンスモデル【C3】も販売している。それぞれスタンダードモデル、スタンダードプラスモデル、パフォーマンスモデルより安く、例えば【快適パソコンライフ!】パフォーマンスモデル【C3】の販売価格は12万3000円となっている。

HP Pavilion Aero 13-be パフォーマンスモデル
HP Pavilion Aero 13-be パフォーマンスモデル
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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軽量で持ち運びやすい13.3インチワイドのモデル

 HP Pavilion Aero 13-beのディスプレーサイズは13.3インチワイドで、解像度は1920×1200ドットとなっている。画面の縦横比が16対10なので、16対9のモデルと比べて表示できる面積が広くなる。非光沢(ノングレア)で、明るさは最大400nitと十分だ。

 重量はカタログ値で957g。最軽量ではないが、かばんに入れて持ち歩いても負担は少ないだろう。また約298×209×16.9(最薄部)~18.9(最厚部)mmとコンパクトなので、小さめのリュックでも持ち歩きやすいはずだ。この軽さを実現できたのは、マグネシウム合金製の外装によるところが大きい。なおPavilionシリーズでは初めて、マグネシウム合金を採用したという。

 本体カラーはセラミックホワイトとピンクベージュの2色が用意されている。今回使ったセラミックホワイトは美しいつや消し白のボディーで、素焼きのつぼや砂糖菓子のようなさらりとした手触りだ。繊細な塗装に感じられるが、AED加工(アニオン電着塗装)が施されており強度も高い。アニオン電着塗装とは、アルミサッシなどにも使われる強度の高い塗装処理である。

キッチンスケールで測定したところ957gだった
キッチンスケールで測定したところ957gだった
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セラミックホワイトはつや消し白でさらりとした手触りのボディーとなっている
セラミックホワイトはつや消し白でさらりとした手触りのボディーとなっている
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天板の上部には電波を通すためと思われるスリットが入っている
天板の上部には電波を通すためと思われるスリットが入っている
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