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 今回は韓国Samsung Electronics(サムスン電子)のスマホ「Galaxy Z Fold3 5G」をレビューする。いわゆる折り畳みスマホで、折り畳んだ状態だと6.2インチ画面のスマホ、画面を開くと7.6インチ画面のタブレットのように使える。なお使ってみたのはKDDI(au)版のGalaxy Z Fold3 5G SCG11である。

折り畳んだ状態のGalaxy Z Fold3 5G
折り畳んだ状態のGalaxy Z Fold3 5G
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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画面を開いた状態のGalaxy Z Fold3 5G
画面を開いた状態のGalaxy Z Fold3 5G
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高級感のあるデザイン

 前モデルのGalaxy Z Fold2 5Gは、本体カラーがミスティックブロンズで、すてきだがちょっと派手な印象が否めず(ほかにGalaxy Z Fold2 Thom Browne Editionもある)、僕はこのデザインがあまり好みではなかった。個人的には、高価でテッキーな折り畳みモデルはひっそり使いたい。

 Galaxy Z Fold3 5Gは、今回撮影したファントムブラックとファントムグリーンの2色展開(auの場合)になっている。どちらもディスプレーとヒンジ部分以外はつやを抑えたシックな色合いで好ましい。主張が強すぎないし、飽きづらいと思う。指紋や汚れなども目立たないだろう。

 ヒンジ部分の造形も前モデルより良い構造になっており、手にしてうれしくなる。内部機構は一切見えないのでエレガントだし、ほどよい力で開閉できる。さらに防水にも対応している。

ヒンジ部分の造形はすばらしいと感じる
ヒンジ部分の造形はすばらしいと感じる
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充電はUSB Type-Cポートを使う。イヤホンジャックはない
充電はUSB Type-Cポートを使う。イヤホンジャックはない
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2画面が便利に使える

 前述の通り、Galaxy Z Fold3 5Gは折り畳んだ状態だと6.2インチのディスプレーを搭載したやや細長い画面のスマホとして使える。そして開くと7.6インチの画面を持つタブレットのようになる。要するに、開いた状態で見て一方の面は半分がディスプレーになっており、もう一方の面は全部がディスプレーになっているわけだ。

 6.2インチと7.6インチだと大差がないように思えるかもしれないが、これらの数値は画面サイズを対角線の長さで表したものである。二つ折りのものを開くので、画面の面積で比べるとかなりの差がある。開いたときはタブレットを使っていると考えていい。

 例えば、折り畳んだ画面で開いていたブラウザーや地図は、画面を開くとそのまま大きく表示される。設定画面は見やすく操作性が高い。

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ディスプレーを開くと、表示していたブラウザー画面がそのまま大画面で利用できる
ディスプレーを開くと、表示していたブラウザー画面がそのまま大画面で利用できる
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設定などが見やすく操作性も高い
設定などが見やすく操作性も高い
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 2画面利用もかなり洗練されており、画面を分割して表示するだけでなく、自由な位置とサイズでウィンドウ表示ができるようになっている。パソコンのような柔軟な使い方ができるのだ。画面上に3つのウィンドウを表示することも可能である。

ウィンドウをパソコンのように表示できる
ウィンドウをパソコンのように表示できる
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画面上に3つのウィンドウを開くことも可能だ
画面上に3つのウィンドウを開くことも可能だ
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 ただし開いたときの画面は、本来のタブレットと比較すると画面は横方向に長く小さめになる。

参考までに画面サイズをiPad mini(第6世代)と比べてみた
参考までに画面サイズをiPad mini(第6世代)と比べてみた
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