中国Lenovo(レノボ)の「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は、キーボードとスタンドカバーが付属するタブレットスタイルの製品で、Chromebookのなかでも目立つ存在だと言える。2021年12月3日時点の販売価格は直販の場合で4万1738円(税込み、以下同じ)。Androidのアプリが使えるようになっているので、比較的手ごろな価格と言えるだろう。
そのIdeaPad Duet Chromebookに、上位モデルと言うべき「Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook」が加わったのでレビューしていこう。価格は直販モデルの場合、メモリー4GB+ストレージ64GBの構成で6万9870円、メモリー4GB+ストレージ128GBの構成は7万5698円となっている。
なお今回レビューしたのは量販店モデルの「82QS001UJP」である。このモデルの構成はメモリー4GB+ストレージ128GB。主要量販店では7万5900円程度で販売されている。
脱着式のキーボードとスタンドカバーが付く
IdeaPad Duet 560 ChromebookはIdeaPad Duet Chromebookと同様、本体はタブレットそのものだ。そこに脱着可能なフォリオキーボードと、スタンドを兼用するカバー(スタンドカバー)が付く。これらを装着するとパソコンのように使えるわけだ。
ディスプレーサイズは13.3インチで、IdeaPad Duet Chromebookの10.1インチより大きい。本体重量は約700g。フォリオキーボードとスタンドカバーを装着すると約1.2kgになる。例えばタブレットとして本体を持ってゲームをプレーし続ける使い方だと手や腕に負担がかかるだろう。恐らくパソコン的な使い方がメインになるはずだ。パソコンとしては、軽いとは言えないが十分に持ち歩ける重量である。
IdeaPad Duet 560 Chromebookのデザインは、IdeaPad Duet Chromebookよりも洗練されていると感じる。特に額縁が細いので格好が良い。カバーやキーボードも高級感がある。