iPad Airの新モデルが登場した。価格は若干値上がりしているが、上位モデルのiPad Proと同様のM1チップを搭載するなど、内容を考えるとコスパは向上していると言っていいだろう。特にWi-Fi+Cellularモデルが高くなったように感じるが、5G(第5世代移動通信システム)に対応しているのでこちらも妥当だと思う。
新モデルは第5世代となるので、iPad Air(第5世代)と記載する。また、1つ前のモデルはiPad Air(第4世代)とする。
製品 | iPad Air(第4世代) | iPad Air(第5世代) | ||
---|---|---|---|---|
容量 | 64GB | 256GB | 64GB | 256GB |
Wi-Fiモデル | 6万2800円 | 7万9800円 | 7万4800円 | 9万2800円 |
Wi-Fi+Cellularモデル | 7万7800円 | 9万4800円 | 9万2800円 | 11万800円 |
非常に質感の高いボディーは色が魅力
iPad Air(第5世代)のボディーは、基本的に前モデルと変わらない。サイズはまったく同じで、重量が数グラム増えているのだが、手にしてもほぼ気づくことはないだろう。
大きく変わったのが本体カラーだ。質感の高さは継承しつつ、全体的ややはっきりとした色合いになった。iPad mini(第6世代)と同じスペースグレイ、パープル、ピンク、スターライトに加えて、ブルーが用意されている。今回は、このブルーを撮影した。
ディスプレーも前モデルと同じ10.9インチで狭額縁だ。
多くのユーザーにとってうれしいのは、指紋センサーが搭載されている点だろう。電源ボタンを兼用しているので、押すだけでログインできる。