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 仕事柄、ハイエンドのAndroidスマートフォンを持っていると何かと便利だ。数多いAndroidスマホの中でも、カメラや性能など多くの部分で「ハイエンド」といえるのは、韓国Samsung Electronics(サムスン電子)の「Galaxy S」シリーズの最上位モデルだと考えている。

 だから僕はほぼ毎年Galaxy Sシリーズを買い替えて使用している。2021年は「Galaxy S21 Ultra」を購入した。2022年も「Galaxy S22 Ultra」を手に入れた。メインで使うスマホなので、個人的に欲しいという理由ももちろんある。

 今回は、NTTドコモのオンラインショップで一括購入した。価格はなんと18万3744円(税込み、以下同)。Galaxy S21 Ultraが15万1272円だったから、3万円以上値上がりしていることになる。今回はこの価格を踏まえて、Galaxy S22 Ultraをレビューしていこう。

今回購入したGalaxy S22 Ultra。撮影した製品はすべてフィルムが貼ってある
今回購入したGalaxy S22 Ultra。撮影した製品はすべてフィルムが貼ってある
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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角張ったボディーで利便性向上、完成度は高い

 ディスプレーは6.8インチとスマホとしては最大クラス。サイズは163×78×8.9mmで229gだ。普段から大きなスマホを愛用しているので、個人的には負担を感じるサイズではなかった。例えば「iPhone 13 Pro Max」と比べても持ちやすさはほとんど変わらない。ただこの2台を日常的に持ち歩くと、さすがに重くて大きい。余談だが、次のiPhoneはMaxではないProにしようかと考えている。

 本体の質感は素晴らしく、手にするたびにうれしく感じる。Galaxy S21 Ultraとはデザインが変わり、本体とディスプレーが角張っている。表示エリアが広く感じられるので個人的には好みだ。特に写真や動画は角が丸いわけではない。フルサイズで見たときに四隅が切れない点もよい。

 ディスプレーは3088×1440ドットと高解像度で、なんと最高1750ニトととても明るい。下位モデルのGalaxy S22は最高1300ニトなので明るさは段違いだ。明るい屋外で利用していると、この輝度の高さは何よりありがたい。なお室内では明るすぎるので調整は必要だ。

本体のデザインと質感は素晴らしい
本体のデザインと質感は素晴らしい
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Galaxy S21 Ultra(左)と同S22 Ultra(右)。両者を比べるとS22 Ultraは画面が角張っていて広い。S22 Ultraのほうが白い部分がより白く輝度が明らかに違う
Galaxy S21 Ultra(左)と同S22 Ultra(右)。両者を比べるとS22 Ultraは画面が角張っていて広い。S22 Ultraのほうが白い部分がより白く輝度が明らかに違う
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