僕は年に1度程度、高性能なモバイルノートを購入している。普通はこんなに高い頻度で買う必要はないが、製品のレビューをするには常に最新の状況を知っておく必要がある。このため高い頻度で購入している。
もちろん、買うときには自分の使い方を真剣に考える。その結果、今回はパナソニックの「Let's note SR」のLTE搭載モデルを購入した。その理由と購入後の満足度などを紹介しよう。
カームグレイを選択しバッテリーは2本利用
僕はこれまでに何台ものLet's noteを購入してきた。その際色は基本的には黒を選んできた。黒のほうがパーツの合わせ目のラインが目立たないからだ。Let's noteは質実剛健なデザインなので、パーツの合わせ目が多く、隙間が気になる。黒だとこれが目立たなくなるのが好みだった。
ところがLet's note SRでは、新色として「カームグレイ」が登場した。写真ではシルバーのように見えるが、つやを抑えた灰色といった印象だ。この色なら指紋も目立ちにくい。そこで今回は黒ではなくこちらを選んだ。キーボードは黒く、ホイールパッドなどが濃いグレーなので、パーツの隙間もあまり気にならなかった。
ディスプレーは12.4型で最近のモバイルノートとしてはコンパクトだが、縦横比が3対2なので画面は案外広い。クラムシェルでいわゆる「2in1」ではないので、個人的にタッチパネルは不要だと判断して、グレアタイプの通常のディスプレーを選択した。
動作時間による使い分けができるよう、バッテリーが2本付いてくるモデルを選択した。重量はキッチンスケールで937gと855gで使い分けられる。なおカタログ値における駆動時間は標準バッテリーで16時間、軽量バッテリーで9.5時間となる。