スマートフォンは年ごとに値上がりしている。今やハイエンドモデルは20万円を超える製品も珍しくない。そんななかで、「ゲーミングスマホ」という新しいハイエンドスマホのカテゴリーが生まれている。
今回取り上げる中国REDMAGIC(レッドマジック)の「REDMAGIC 8 Pro」もその1つだ。「ゲーミング」と称しているが、ゲームをあまりしない利用者にも十分にお薦めできる。最高性能クラスのプロセッサーを搭載し、価格が10万3800円(税込み)からなので、価格対性能比はかなり高い。ディスプレーも素晴らしい。
一般的なハイエンドスマホとの違いは、カメラにあまり力を入れていないこと。つまりカメラにあまりこだわらない利用者にとっては、コスパの高い高性能スマホと考えられる。ちなみにSIMロックフリーなので、好みの通信事業者のSIMを入れて使える。
背面の仕上げとメモリー、ストレージの違いでモデルは2種類ある。背面がシンプルなつや消し黒の「Matte」が低価格モデルで、背面がスケルトン(透明)になっている「Void」が上位モデルとなる。こちらの価格は12万8800円(同)。今回取り上げるのは後者だ。スケルトンの背面は、いかにもゲーミングスマホといったデザインだが、色が派手ではないので日常で使っていてもやり過ぎな感じはない。