第2の方法:iPhoneを「リカバリーモード」で初期化
2つ目は、パソコンのiTunesを使って初期化する方法。これが最も確実だ。iPhoneを「リカバリーモード」にすれば「ロックアウト」状態でも初期化できるため手っ取り早い。また、初期化するだけなら自分のパソコンでなくても構わない。アップルのWebサイトでは「Apple直営店またはApple正規サービスプロバイダにご相談ください」と案内されているので、自信がなければiPhoneを持ち込んでサポートを受けながら進めるのも手だ。
iPhoneをリカバリーモードにする手順は機種ごとに異なる。iPhoneをケーブルでパソコンに接続した状態で「iTunes」を起動し、次の手順を実行しよう。
●iPhone X/8では「音量を上げる」ボタンを押してすぐに離す。続いて「音量を下げる」ボタンを押してすぐに離す。そして電源ボタンを押し続け、画面にiTunesのアイコンが表示されたら指を離す。
●iPhone 7では電源ボタンと「音量を下げる」ボタンを同時に押し続け、画面にiTunesのアイコンが表示されたら指を離す。
●iPhone 6s以前の機種では、ホームボタンと電源ボタンを同時に押し続け、画面にiTunesのアイコンが表示されたら指を離す。
リカバリーモードになったiPhoneをパソコンが認識すると、その旨のダイアログが表示されるので「復元」をタップして先に進もう。初期化後は「アクティベーションロック」がかかっているため、Apple IDを使って認証を受ける必要がある。ここまで進めばパスコードを再設定できるようになる。