米アップル(Apple)からiPhoneの2019年モデル「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」が登場し、「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「iPhone XS」「iPhone XS Max」が現行モデルのラインアップから退いた。その一方で2017年発売の「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」、2018年発売の「iPhone XR」は継続販売される。
旧モデルの継続販売は例年のことではあるが、iPhone XRの新価格に筆者は驚いた(以下、価格はアップル直販サイトのApple Storeより)。iPhone XRは2万〜2万1000円も安くなっている。同様にiPhone 8/8 Plusは1万5000円〜1万6000円値下げされた。
iPhoneの買い替えを考えている人には朗報ではないだろうか。そこで今回は、なるべくコストを抑えてiPhoneの現行機種を購入したいユーザーを念頭に、どちらのモデルが自分にとってベストなのかを判断するために、iPhone XRとiPhone 8、iPhone 8 Plusの違いについて紹介していこう。
モデル構成と価格を確認
iPhone XRは、64GB(税別6万4800円)と128GB(税別6万9800円)の2モデルを販売。256GBモデルは無くなった。
iPhone 8は64GB(税別5万2800円)と128GB(税別5万7800円)、iPhone 8 Plusは64GB(税別6万2800円)と128GB(税別6万7800円)だ。新たに128GBモデルが登場し、256GBモデルは無くなった。
表にまとめたので参考にしてほしい。旧価格のiPhone 8(64GB)よりも新価格のiPhone XR(64GB)のほうが安くなっており、iPhone XRがよりお買い得に思える。
カジュアルにiPhoneを使いたい場合、「ストレージは256GBも要らないので、減らしてその分安くしてほしい」と考える人も多いだろう。そうしたユーザーには、64GBか128GBという選択肢はちょうどよい。
筆者は、256GBのiPhone Xを使っており、おおむねストレスなく使えている。自分が128GBモデルを使うのは厳しいだろうと思うものの、家族が使っているiPhoneの様子を見ると、128GBで足りるユーザーが圧倒的に多数だと考える。新価格では64GBと128GBの価格差がどの機種でも5000円なので、迷うなら128GBを選択するのもよいかもしれない。