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PlayStation 4用コントローラーでゲームもできる

 iPad(第7世代)は、システムにiPadOSを搭載した状態で出荷されているが、これは「iOS 13」と同じバージョンであり、最新の機能が利用できる。今回はiOS 13で正式に対応したソニーの「PlayStation 4」シリーズ用のワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」でゲームをプレーしてみた。他に米マイクロソフト(Microsoft)の「Xbox One」のワイヤレスコントローラーにも対応している。

 iPadにDUALSHOCK 4をiPadに認識させるには、DUALSHOCK 4をペアリングモード(「SHARE」ボタンと「PS」ボタンを同時に長押し)にして、iPadの「Bluetooth」設定画面を開く。

 「DUALSHOCK 4 Wireless Controller」としっかり名前が表示されるのが正式対応の証だ。これをタップするだけで良い。

 アップルが提供しているゲームプラットフォーム「Apple Arcade」にもDUALSHOCK 4に対応したゲームはあるそうだが、ここでは自分が過去に購入したゲームの中から「Minecraft」と「R-TYPE」を試した。

 前者はゲーム内の世界で冒険したり物づくりをしたりといった「サンドボックス」と呼ばれるタイプのゲームで、教育現場でも使われることもある。後者は元は「アイレム」という会社が制作した往年のシューティングゲームだ。

Minecraftを「PlayStation 4」用のコントローラー「DUALSHOCK 4」でプレー。ゲーム機で慣れ親しんでいるユーザーならコントローラーのほうが快適に遊べるだろう
Minecraftを「PlayStation 4」用のコントローラー「DUALSHOCK 4」でプレー。ゲーム機で慣れ親しんでいるユーザーならコントローラーのほうが快適に遊べるだろう
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往年の横スクロールシューティングゲーム「R-TYPE」もDUALSHOCK 4に対応していた。遅延はほとんど感じることなく快適にプレーできた
往年の横スクロールシューティングゲーム「R-TYPE」もDUALSHOCK 4に対応していた。遅延はほとんど感じることなく快適にプレーできた
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 ボタンと機能の設定をゲーム内で行えるのが一般的。Minecraftでは「Xbox One」用コントローラーの名称でボタンが表記されているが、自分が使いやすいように調整可能だった。他のゲーム機の操作に慣れているなら、同じ配置に設定するのも手だ。

「Minecraft」は、接続したコントローラーのボタンに自由に機能を割り当てられる。ボタンの名称は「Xbox One」用のコントローラーで使われているものになっているので少し戸惑うが、一度設定するだけなので問題ない
「Minecraft」は、接続したコントローラーのボタンに自由に機能を割り当てられる。ボタンの名称は「Xbox One」用のコントローラーで使われているものになっているので少し戸惑うが、一度設定するだけなので問題ない
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 R-TYPEは方向ボタンと「×」「○」ボタンしか使わないゲームだが、ボタンのカスタマイズ機能を見つけることができなかった。筆者が過去に遊んだゲーム機のコントローラーと同じ配置だったので個人的には支障なくプレーできた。

 シューティングゲームで問題になるボタン操作の遅延は、ほとんど気にならなかった。むしろコントローラーを使わない場合は、画面をタップして操作しなければならないため、コントローラーを接続した方が遅延うんぬん以上に圧倒的にプレーしやすくなる。

 ただし現時点では、どのゲームがコントローラーに対応しているかが分かりにくいのが難点。「App Store」の紹介画面を見ても明記されていないことが多い。これらのゲームコントローラーはiOSおよびiPadOSが正式にサポートしたため、今後は対応ゲームが増えてくる可能性は高い。専用ゲーム機からのアプリ移植もしやすくなると想像できる。

 3万円台で購入できる安価なiPad(第7世代)が、Apple Pencilが使えて純正のSmart Keyboardにも対応し、上位モデルにも引けを取らないiPadに進化。さらに本格的に遊べるゲーム機になるのはかなり美味しい。これまでiPadに興味がなかった人にもお薦めしたい。

伊藤 朝輝(いとう あき)
ライター/システムエンジニア
SEとして働く傍ら、1995年ごろから雑誌や書籍で執筆活動を始め、現在はライターの仕事がメイン。iPhoneやiPad、Macを使い、アップル製品漬けの毎日を送っている。「アップル製品に使うお金はアップル製品で稼ぐ」がモットー。