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(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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 普段持ち歩いているiPhoneで日常の光景を撮る機会は多い。ただしそれだけではiPhoneのカメラの機能を半分も使っていない。

 今回はiPhoneのカメラに搭載されているが、あまり知られていない機能や面白い使い方を紹介しよう。

動画撮影中にスチル写真を撮影する

 iPhoneのカメラで動画を撮影するには、まずカメラアプリを起動して撮影モードを「ビデオ」にする。そして録画ボタンをタップすると動画撮影が始まる。もう1度録画ボタンをタップすると停止する。

 動画撮影中、録画ボタンの上(縦向きで撮っている場合は右)に白い円が現れることにお気づきだろうか。これは動画撮影中にスチル写真を撮影するシャッターボタンだ。タップすると動画撮影を継続したままで、スチル写真を撮影できる。

動画撮影中に現れる白い円(画面右上)をタップすると、動画撮影を継続したままでスチル写真を撮影できる
動画撮影中に現れる白い円(画面右上)をタップすると、動画撮影を継続したままでスチル写真を撮影できる
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 動画撮影中は気になるシャッター音が出ないので、動画の中に余計な音が入らない。シャッターを切るとボタンの表示が変わり弱い振動が指先に伝わるのだが、気を付けていないと分からない微妙なものなので注意しよう。

動画のズームに合わせて音の拾い方が変わる

 「iPhone 11」シリーズでは動画撮影にも面白い機能が使える。動画撮影中にズームイン/ズームアウトすると、映像に合わせて拾う音が変化する。「オーディオズーム」と呼ばれる機能だ。

 ズームインすると指向性の高いマイクを使ったように、中心部からの音を拾う。一方、ズームアウトで撮影すると、周囲の環境音なども拾うようになる。

動画撮影中に画面をズームイン/ズームアウトすると、それに合わせてマイクを被写体に近づけたり遠ざけたりしたように拾う音が変化するのが面白い
動画撮影中に画面をズームイン/ズームアウトすると、それに合わせてマイクを被写体に近づけたり遠ざけたりしたように拾う音が変化するのが面白い
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