普段持ち歩いているiPhoneで日常の光景を撮る機会は多い。ただしそれだけではiPhoneのカメラの機能を半分も使っていない。
今回はiPhoneのカメラに搭載されているが、あまり知られていない機能や面白い使い方を紹介しよう。
動画撮影中にスチル写真を撮影する
iPhoneのカメラで動画を撮影するには、まずカメラアプリを起動して撮影モードを「ビデオ」にする。そして録画ボタンをタップすると動画撮影が始まる。もう1度録画ボタンをタップすると停止する。
動画撮影中、録画ボタンの上(縦向きで撮っている場合は右)に白い円が現れることにお気づきだろうか。これは動画撮影中にスチル写真を撮影するシャッターボタンだ。タップすると動画撮影を継続したままで、スチル写真を撮影できる。
動画撮影中は気になるシャッター音が出ないので、動画の中に余計な音が入らない。シャッターを切るとボタンの表示が変わり弱い振動が指先に伝わるのだが、気を付けていないと分からない微妙なものなので注意しよう。
動画のズームに合わせて音の拾い方が変わる
「iPhone 11」シリーズでは動画撮影にも面白い機能が使える。動画撮影中にズームイン/ズームアウトすると、映像に合わせて拾う音が変化する。「オーディオズーム」と呼ばれる機能だ。
ズームインすると指向性の高いマイクを使ったように、中心部からの音を拾う。一方、ズームアウトで撮影すると、周囲の環境音なども拾うようになる。