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ウィジェット専用画面で混在させると困ったことに

 従来型のウィジェットを配置する場合は、ウィジェット専用画面で画面を長押しするか、画面の最下部にある「編集」をタップする。続いて再度、画面の最下部を表示すると「カスタマイズ」と表示されているのでこれをタップしよう。

 「ウィジェット追加」画面で使いたいウィジェットの「+」をタップすると利用できるようになる。ウィジェットの表示順序は、名前の右側にある3本線をドラッグして入れ替えられる。

従来型のウィジェットを利用する場合は、ウィジェット専用画面を長押しして編集画面にし、画面下部に表示される「カスタマイズ」をタップする
従来型のウィジェットを利用する場合は、ウィジェット専用画面を長押しして編集画面にし、画面下部に表示される「カスタマイズ」をタップする
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「ウィジェットを追加」画面で使いたいウィジェットの「+」をタップ。ウィジェット名の右に表示される3本線で表示順を入れ替えられる
「ウィジェットを追加」画面で使いたいウィジェットの「+」をタップ。ウィジェット名の右に表示される3本線で表示順を入れ替えられる
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 前述のように、iOS 14のウィジェットはウィジェット専用画面にも配置できる。ウィジェット専用画面を表示して同じ手順で行えばよい。

 iOS 14のウィジェットをウィジェット専用画面に配置していると、残念なことに従来型のウィジェットはそれよりも上に配置できない。優先度の高い情報は画面の上部に表示したいところなのだが、それができないのである。

 仕方がないので、筆者はウィジェット専用画面にはiOS 14のウィジェットを配置しないという運用で回避している。

Googleマップの従来型ウィジェットがお薦め

 そうまでして従来型ウィジェットを使わなくてもよいのでは、と思う向きもあるかもしれない。だが従来型ウィジェットでしか提供されていない情報が便利な場合もあるのだ。その典型例が「Googleマップ」である。

 現在Googleマップアプリをインストールすると従来型のウィジェットが複数提供される。このうち筆者がよく利用するのが「Google交通機関の出発時刻」と「Google交通状況」だ。前者は現在地の近くにある鉄道の駅やバス停などからの次の出発時刻が分かる。確認した時点で走れば間に合うのか、1本見送って歩いていくかといったときの判断にも便利。後者は車を運転して出かける前に確認すると、周囲の渋滞状況が分かる。

現在地の付近の駅から次に出る電車の出発時刻が分かる「Google交通機関の出発時刻」ウィジェット。「Googleマップ」アプリをインストールすると使えるようになる従来型のウィジェットは「かゆいところに手が届く」情報を提供してくれる
現在地の付近の駅から次に出る電車の出発時刻が分かる「Google交通機関の出発時刻」ウィジェット。「Googleマップ」アプリをインストールすると使えるようになる従来型のウィジェットは「かゆいところに手が届く」情報を提供してくれる
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 筆者はiPhone標準の「マップ」アプリをメインにしているのだが、ウィジェットは便利なGoogleマップを使っている。以前は標準のマップアプリにも従来型のウィジェットがあり、あらかじめ登録しておいた交通機関の運行情報が提供されていた。遅延があると表示されて便利だったが、iOS 14では使えなくなってしまったのが残念。

 iOS 14のウィジェットをホーム画面に配置できるのは便利だが、個人的にはウィジェットは必要な情報が必要な形でまとまって提供されることのほうが重要だと考える。従来型のウィジェットと同等の情報を提供する、ウィジェット専用画面で配置を自由に決められるようにする、といった改善を望む。

伊藤 朝輝(いとう あき)
ライター/システムエンジニア
SEとして働く傍ら、1995年ごろから雑誌や書籍で執筆活動を始め、現在はライターの仕事がメイン。iPhoneやiPad、Macを使い、アップル製品漬けの毎日を送っている。「アップル製品に使うお金はアップル製品で稼ぐ」がモットー。