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(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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 インターネットで提供されるサービスを利用する際は、ほとんどの場合アカウントとパスワードが必要だ。このときパスワードをいくつも覚えられないという理由で、複数のサービスに同一のアカウントとパスワードを使い回すことはセキュリティー上問題があるとされる。

 iPhoneにはユーザーが複数のサービスを安全に利用するための機能がいくつかある。今回はその1つである「Appleでサインイン」の使い方を紹介しよう。

ソーシャルログイン機能「Appleでサインイン」

 「Appleでサインイン」は米Apple(アップル)が提供する「ソーシャルログイン」の一種で、iPhoneでは2019年9月リリースの「iOS 13」からサポートされている。開始してしばらくは利用できる場面があまりなかったが、最近は様々なアプリやWebサイトのログイン画面で「Appleでサインイン」という表示を見かけることが増えてきた。「iOS 14」からは、すでにアカウントを取得済みのサービスでも、「Apple ID」と関連付けることにより「Appleでサインイン」を利用できるため、さらに活用の幅が広がっている。

 ちなみにソーシャルログインとはユーザーが普段利用しているLINEやGoogle、Facebookといったプラットフォームのアカウントを使って、対応するサービスにログインする機能だ。ユーザーは新たなサービスを利用するたびに異なるアカウントとパスワードの組み合わせを考える必要がないため素早く利用を開始でき、パスワードの管理も楽になる。

 ソーシャルログインでサービスを提供する側には、登録フォーム画面でユーザーが離脱することが減りサービスの利用者が増えるといったメリットがある。

 「Appleでサインイン」はソーシャルログインサービスとしては後発だが、iPhoneユーザーなら必ず持っているApple IDを使用するため、LINEやGoogle、Facebookにアカウントを持っていないユーザーでも簡単に利用できる点がメリットだ。

 加えて「Appleでサインイン」には、iPhoneユーザー向けに便利かつ安全な機能が搭載されている。以降で紹介しよう。

アプリやWebサイトのログイン画面で「Appleでサインイン」の表示を見かけることが増えてきた。iPhoneユーザーが必ず持っている「Apple ID」で利用できる点がメリット
アプリやWebサイトのログイン画面で「Appleでサインイン」の表示を見かけることが増えてきた。iPhoneユーザーが必ず持っている「Apple ID」で利用できる点がメリット
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「Safari」などのWebブラウザーからも「Appleでサインイン」を利用できる
「Safari」などのWebブラウザーからも「Appleでサインイン」を利用できる
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