全4554文字
PR

第2の方法:「リカバリーモード」で初期化

 iPhoneを初期化する第2の方法は、WindowsパソコンのiTunesまたはMacはFinderを使った「リカバリーモード」による初期化である。実はこれが最も確実だ。iPhoneをリカバリーモードにすれば「ロックアウト」状態でも初期化できるため手っ取り早い。

 また、初期化するだけなら自分のパソコンでなくても構わない。米Apple(アップル)のWebサイトでは「Apple直営店またはApple正規サービスプロバイダにご相談ください」と案内されているので、自信がなければiPhoneを持ち込んでサポートを受けながら進めるのも手だ。

 iPhoneをリカバリーモードにする手順は機種ごとに異なる。まずiPhoneの電源を切り、Windowsパソコンで「iTunes」を起動、Macの場合はFinderに切り替えておく。この時点ではまだiPhoneはパソコンに接続しない。念のために電源を切る手順から説明する。

iPhoneをケーブルでパソコンに接続し「リカバリーモード」になると、このような画面になる。リカバリーモードに移行する方法は機種ごとに違う
iPhoneをケーブルでパソコンに接続し「リカバリーモード」になると、このような画面になる。リカバリーモードに移行する方法は機種ごとに違う
[画像のクリックで拡大表示]

●iPhone X以降、iPhone SE(第2世代)、iPhone 8、iPhone 8 Plusの場合

 iPhoneの電源を切るには、左側面にある「音量を上げる」ボタンまたは「音量を下げる」ボタンのどちらか片方と、右側面にあるサイドボタンを同時に長押しし、電源オフスライダーが表示されたら放す。スライダーを右にスライドするとiPhoneの電源が切れる。

 次にサイドボタンを押しながらiPhoneとパソコンをケーブルで接続。リカバリーモードの画面が表示されたらサイドボタンを放す。

●iPhone 7、iPhone 7 Plusの場合

 iPhoneの電源を切るにはサイドボタンを長押しし、電源オフスライダーが表示されたら離す。スライダーを右にスライドするとiPhoneの電源が切れる。

 次に「音量を下げる」ボタンを押しながらiPhoneとパソコンをケーブルで接続。リカバリーモードの画面が表示されたら「音量を下げる」ボタンを放す。

●iPhone SE(第1世代)、iPhone 6s以前の機種の場合

 サイドボタン(またはトップボタン)を長押しし、電源オフスライダーが表示されたら離す。スライダーを右にスライドすると電源が切れる。

 リカバリーモードになったiPhoneをパソコンが認識すると、その旨のダイアログが表示されるので「復元」をタップして先に進もう。通常、iPhoneには「アクティベーションロック」がかかっているため、初期化後にApple IDを使って認証を受ける必要がある。ここまで進めばiPhoneのスタートアップアシスタントの中でパスコードを再設定できるようになる。

 ちなみにアクティベーションロックは、iPhoneを紛失したり盗難にあったりしても、第三者に使われないように保護する仕組みだ。「探す」をオンにすると自動的に有効になる。

iPhoneが認識されると、パソコンの「iTunes」アプリにダイアログが表示されるので「復元」をクリックしよう。指示に従って進めばiPhoneを初期化できる(赤い枠は筆者が付けた)
iPhoneが認識されると、パソコンの「iTunes」アプリにダイアログが表示されるので「復元」をクリックしよう。指示に従って進めばiPhoneを初期化できる(赤い枠は筆者が付けた)
[画像のクリックで拡大表示]
アクティベーションロックは、そのiPhoneに設定していたApple IDとパスワードを入力すると解除される
アクティベーションロックは、そのiPhoneに設定していたApple IDとパスワードを入力すると解除される
[画像のクリックで拡大表示]
アクティベーションロック解除後にiPhoneのスタートアップアシスタントを進めていくとパスコードを再設定できる
アクティベーションロック解除後にiPhoneのスタートアップアシスタントを進めていくとパスコードを再設定できる
[画像のクリックで拡大表示]