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(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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 公共の施設や交通機関を利用しているときなど、iPhoneを普段からサイレントモード(マナーモード)に設定しているユーザーは多いのではないだろうか。

 しかし、iPhoneのサイレントモードで通知などを知らせる振動は弱くて気づきにくいという話を聞いた。この問題を解決する方法を検討してみた。

振動は「Taptic Engine」が発生

 「iPhoneの振動が弱い」と言っていたのは実は筆者の父だ。1年前にガラケーから「iPhone 11 Pro」に乗り換えて、そのように感じるという。

 多くのスマホやガラケーに搭載されている振動発生器は、モーターの回転軸に重心をずらす重りを取り付け、回転時にモーター本体を振り回すことで振動させる。

 一方、iPhoneでは「Taptic Engine」と呼ばれるユニットが振動を発生している。ユニット内の重りを磁石とバネで直線的に動かすことで振動させる仕組みだ。

 これによってiPhoneは「ブーン」と聞こえる従来型の振動と、「トトトト」という短くたたくような振動が出せる。筆者の父は「トトトト」が分かりにくいようだ。

 どこかに振動を強くする方法があるのではないかと探してみたが、現時点(iOS 14.7.1)ではそのような設定は見つけられなかった。

 ちなみにiPhoneよりも小型のTaptic Engineを搭載しているApple Watchでは「触覚による通知」を「デフォルト」と「はっきり」の2種類から選択できる。「デフォルト」は「トトトト」といった振動だが、「はっきり」は「ブーントトトト」と「ブーン」が入っていた。

 強さは変わらないと思われるのだが、「ブーン」は長く振動するので認識しやすいように感じた。そこでiPhoneも「ブーン」が多く入っている振動パターンにすると気づきやすくなるのではないだろうか。iPhoneでも、設定の変更によって振動パターンを変えられる。その方法を紹介しよう。

iPhoneの「サウンドと触覚」および「アクセシビリティ」などを探してみたが、振動を強くする設定は見つけられなかった
iPhoneの「サウンドと触覚」および「アクセシビリティ」などを探してみたが、振動を強くする設定は見つけられなかった
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Apple Watchでは振動を「デフォルト」と「はっきり」の2種類から選択できる。振動の強さは変わらないようだが、振動のパターンが変わる
Apple Watchでは振動を「デフォルト」と「はっきり」の2種類から選択できる。振動の強さは変わらないようだが、振動のパターンが変わる
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