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(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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 iOS 15の目玉機能の1つが標準「マップ」アプリの「拡張現実による徒歩経路」だ。iOS 15のリリース時には日本非対応だったが、国内の一部地域で利用できることが確認された。

 筆者が住んでいるエリアでも利用できたので試してみたところ、楽しい機能ではあるが、使い方を工夫したほうがより役立つように思われた。詳しく紹介しよう。

対応エリアはマップに拡張現実を示すアイコンが表示

 「拡張現実による徒歩経路」機能は、iPhoneのカメラがとらえた周囲の風景に拡張現実(AR)技術を使って経路を示す矢印を重ね合わせて誘導する機能だ。利用できるエリアであれば、マップアプリで徒歩の経路案内を利用すると、画面左上にARを示す立方体をイメージしたアイコン(以下、ARアイコン)が表示される。

 なお、本記事執筆時点の2022年6月28日現在、アップルのホームページで日本国内の対応については触れられていない。

 検索で複数の経路が表示された場合は、選択せずに進んでもユーザーの動きで自動的に判断されるが、歩き出しからスムーズに案内してもらうには自分が利用する経路を選択してから先に進んだほうがよい。

 ARアイコンをタップすると、iPhoneの背面カメラがとらえた風景が画面に映し出され、「道路の反対側にある建物をスキャンしてください」と表示される。

 画面に表示されているアニメーションにならって、建物を写すようにiPhoneを左右に動かす。うまくいくと1〜2秒で「拡張現実による徒歩経路」が開始される。今回筆者が試した中では、歩道橋の上や高速道路の高架下では周囲を写しても「拡張現実による徒歩経路」に移行しない場合があった。いずれも周囲の建物の全体をとらえられない状況だった。ユーザーの向きや位置関係を判別するには建物の並びが重要なのかもしれない。

マップアプリを起動して徒歩の経路検索を実行すると、「拡張現実による徒歩経路」対応エリアでは画面右上にARを示すアイコンが表示される。これをタップしよう
マップアプリを起動して徒歩の経路検索を実行すると、「拡張現実による徒歩経路」対応エリアでは画面右上にARを示すアイコンが表示される。これをタップしよう
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iPhoneを起こして、カメラで道路の反対側の建物をとらえるように、少し左右に動かす
iPhoneを起こして、カメラで道路の反対側の建物をとらえるように、少し左右に動かす
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