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 触りたくない、3密を避けたい――。緊急事態宣言が解除され、久しぶりに出社したオフィスで、ふとした時にストレスを感じる人も多いだろう。新型コロナウイルスの感染が広がる前は、さして気にしなかった「接触」や「3密」が、働く人や企業にとって大きな課題となっている。

 連載「オフィス・ニューノーマル」では、こうした課題に応える技術を取材している。例えば、非接触で操作できるエレベーターや、会議室の密集を検知するシステムだ。

非接触でエレベーターに乗れる「ELE-NAVI(エレ・ナビ)」を導入している新東京ビルディング(東京都千代田区)。セキュリティーゲートとエレベーターが連動している。どちらも三菱電機の製品だ(写真:三菱電機)
非接触でエレベーターに乗れる「ELE-NAVI(エレ・ナビ)」を導入している新東京ビルディング(東京都千代田区)。セキュリティーゲートとエレベーターが連動している。どちらも三菱電機の製品だ(写真:三菱電機)
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 三菱電機は2020年6月22日、新型コロナ対策として活用できるビル設備として、非接触でエレベーターに乗れる「ELE-NAVI(エレ・ナビ)」を発表した。セキュリティーゲートで入館証をかざすと、あらかじめ登録しておいた行き先階に止まるエレベーターを案内してくれる。乗り場でもかごの中でも、行き先ボタンを押す必要はない。さらに、エレベーターの定員を低く設定しておけば、かご内の密集を防止できる。

 同社は2014年12月にエレ・ナビを発表している。行き先階が同じ人を、同じエレベーターに集めて、効率よく運用する群管理システムとして開発した。この技術が、新型コロナ対策に有効なことに着目して、今回改めて発表した。