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 従来のMateシリーズは背面に指紋センサーを搭載していたが、Mate 20 Proはディスプレー内に指紋センサーがある。本体を持ち上げると、画面オフの状態でも指紋マークが表示される。指紋を登録した指で触れば、瞬時にロックを解除できる。本体を持ったときに、ちょうど親指で押しやすい位置に表示されるので、使い勝手は非常に良い。もちろん卓上に置いたままで画面をオンにして、指紋マークに触れても解除できる。

画面中央より少し下に、指紋マークが表示される。認識速度は従来の指紋認証と同等レベル
画面中央より少し下に、指紋マークが表示される。認識速度は従来の指紋認証と同等レベル
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 指紋認証だけでなく、3Dの顔認証にも対応している。本体を手にして画面に顔を向けるだけでロックを解除できる。顔認証と指紋認証の両方を設定していれば、指紋で認証する必要はほとんどない。暗い場所でも顔認証でロックを解除できるので、指紋認証が必要になるのはマスクを着けているときくらいだ。

DSDV対応や、ワイヤレス充電も魅力

 OSはAndroid 9で、ファーウェイ独自のUI(ユーザーインターフェース)である「EMUI 9.0」を搭載。操作性は、Android 8以前を初期搭載した従来モデルとほとんど変わらない。ホーム画面のスタイルを変えたり、画面の下に表示されるナビゲーションキーの表示を変えたり、ユーザー自身が使いやすいようにカスタマイズできる。

 CPUはAI対応のHUAWEI Kirin 980(2.6GHz×2コア+1.92GH×2コア+1.8GHz×4コア)、RAM(メモリー)は6GBで、ROM(内蔵ストレージ)は128Gバイトというハイエンド仕様だ。

 SIMスロットには2枚のnanoSIMを装着でき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応している。ただし、au VoLTEのみソフトウエアアップデートでの対応になる見通しだ。

 2枚目のSIMの代わりに、ファーウェイが採用する「NMカード」という規格のメモリーカードを装着できる。ただし、2018年12月18日現在、ファーウェイのオンラインストアでは取り扱っていない。Amazon.co.jpで購入できる並行輸入品の価格を調べてみたところ、128Gバイトで9980円だった。microSDカードに比べるとかなり高額なので、現状では使いにくい。

SIMスロットには両面に1枚ずつnanoSIMをセットできる
SIMスロットには両面に1枚ずつnanoSIMをセットできる
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 Mate 20 Proは4200mAhの大容量バッテリーを搭載している。連続待受時間や連続駆動時間など、電池持ちの目安は公表されていないが、実際の使用感としては長持ちする印象だ。同梱の充電器を使うことで、最大40Wで急速充電「HUAWEI SuperCharge」を利用でき、約30分で最大70%まで充電できることも魅力。日本発売に先駆けて借りたサンプル機も含めて、約2カ月ほど使っているが、電池残量がピンチになったことは一度もない。

同梱の充電器を使うと、気持ちいいほどスピーディーに充電できる
同梱の充電器を使うと、気持ちいいほどスピーディーに充電できる
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 ワイヤレス充電に対応しているので、市販のQi対応のワイヤレスチャージャーで充電することが可能。さらに、おそらくスマホ初のワイヤレス逆充電にも対応している。「設定」で「ワイヤレス給電」をオンにするだけで、ほかのQi対応デバイスに給電できるのだ。

 例えば、Qi対応のスマホを2台持っている場合、もう1台の電池がピンチになったときに、Mate 20 Proの背面に載せるだけで充電できる。友人や知人のスマホに電池を譲ってあげれば、喜ばれるかもしれない。すぐには役に立たなくても、今後Qi対応のワイヤレスヘッドホンやスマートウォッチなどが増えてきたら、活用できるかもしれない。トレンドを先取りする機能といってもいい。

「ワイヤレス給電」をオンにするだけで、他のデバイスに充電することが可能
「ワイヤレス給電」をオンにするだけで、他のデバイスに充電することが可能
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