今回紹介するSIMフリースマートフォンは、2019年4月24日にプラススタイルのWebサイト「+Style」で販売を開始した「Palm Phone」だ。価格は4万4800円(税込み)。
+Styleは最新のIoT製品を取り扱うプラットフォームで、国内外のベンチャーが開発したIoT製品を販売するなどしている。ソフトバンク系列のSB C&Sの子会社だ。
Palm Phoneは、3.3インチのディスプレーを搭載する超小型のAndroidスマホ。クレジットカード程度の大きさながら、4G LTEに対応し、カメラも備え、IP68の防水・防塵(ぼうじん)にも対応している。米国では2018年11月に発売され、日本のガジェット好きの間でも話題になっていたモデルだ。
スマホは大画面化が進み、画面を折り畳むモデルも出てきているが、その潮流に逆らう個性的なモデルと言える。+Styleから借りた端末を1週間ほど使ってみた。
紛失が心配になりそうな小ささ
Palm Phoneの本体サイズは、約高さ96.6×幅50.6×厚さ7.4ミリ。重さは62.5グラム。一般的なスマホの3分1程度の大きさと重さだ。画面サイズが4インチのiPhone SEでも重さは113グラムなので、Palm Phoneがいかに軽いかをイメージするのは容易だろう。
まさに手のひらサイズといった感じで、ポケットに収めてもかさばらないサイズだが、うっかり落としたり、紛失したりしないかと不安にもなる。今回は、借りることができなかったのだが、別売のストラップ付きの純正ケース(税別3800円、+Styleでは完売)などに入れて、持ち歩いたほうがいいだろう。