全3024文字
PR

 2020年1月7〜10日に米ラスベガスで、世界最大級の電子機器の見本市「CES 2020」が開催された。例年に比べるとスマートフォンの出展は少なかったが、新しい技術を取り入れたプロトタイプや、日本でも売ってほしいと思うモデルも見かけた。それらの中から、筆者が個人的に気になった5機種を紹介しよう。

モトローラ・モビリティ「razr」

 中国レノボ(Lenovo)の展示会場には、米モトローラ・モビリティ(Motorola Mobility)の「razr」が出展されていた。かつて大ヒットしたフィーチャーフォン「RAZR」のデザインを踏襲するモデルで、折り曲げられる有機ELディスプレーを搭載しているのも特徴。

開くと縦横比21:9の有機ELディスプレーのスマホとして利用できる。その下に指紋センサーを搭載する
開くと縦横比21:9の有機ELディスプレーのスマホとして利用できる。その下に指紋センサーを搭載する
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]
折り畳むとスマホとは思えないほどコンパクト。閉じた状態で通知を確認したり、セルフィーを撮ったりもできる
折り畳むとスマホとは思えないほどコンパクト。閉じた状態で通知を確認したり、セルフィーを撮ったりもできる
[画像のクリックで拡大表示]

 折り畳むと手のひらに収まるほどコンパクトで、開くと6.2インチの大画面を利用できる。手にした感触は日本では2006年に発売された「RAZR」に近く、片手での操作もしやすい印象だ。RAZRのように見える「レトロモード」に切り替えられるのも楽しかった。

日本でも2006年に発売された「RAZR」を想起させる画面にも切り替えられる
日本でも2006年に発売された「RAZR」を想起させる画面にも切り替えられる
[画像のクリックで拡大表示]

 折り畳めるスマホは、2019年に日本でも発売された韓国サムスン電子(Samsung Electronics)の「Galaxy Fold」や、中国ファーウェイ(華為技術)の「HUAWEI Mate X」(日本未発売)などが登場。新しいカテゴリーになるのかどうか注目されている。Galaxy FoldやHUAWEI Mate Xは開くとタブレットのように使えることを特徴としているが、「razr」は一般的なスマホに近い使用感で持ち運びにかさばらないことも魅力だ。

 このrazrは2019年11月に発表され、米ベライゾンからの発売が決まっている。残念ながら日本での発売は未定だ。