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 今回紹介するSIMフリースマートフォンは、楽天モバイルのオリジナルモデル「Rakuten Mini」だ。

楽天モバイルのスマートフォン「Rakuten Mini」
楽天モバイルのスマートフォン「Rakuten Mini」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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 この端末にはSIMスロットがなく、組み込み型の「eSIM」が搭載されている。あらかじめ楽天モバイルが提供するMNO(移動体通信事業者)サービスのSIM情報が登録されているが、SIMロックがかかっていないため他の通信事業者のSIM情報も書き込める。

 だが現時点では、日本国内でeSIMを提供する事業者は少ない。よってRakuten Miniは楽天モバイル(MNO)の専用端末と考えるのが妥当だろう。楽天モバイルはMVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスも提供しているが、Rakuten MiniではMVNOのサービスは使えない。

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルプラン」で、他の通信事業者のeSIM情報を追加できる
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルプラン」で、他の通信事業者のeSIM情報を追加できる
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 楽天モバイルのMNOは、2020年4月からの本格サービス開始に先駆けて、「無料サポータープログラム」を実施中だ。同プログラムに参加している人は、Rakuten Miniを1万9819円(税別、分割払いも可)で購入してすぐに使える。それ以外の人は、本格的なサービスが始まってから購入を検討しよう。

小さいことが魅力。おサイフケータイも使える

 Rakuten Miniの最大の特徴は「小さいこと」である。3.6インチで解像度がHD(1280×720ドット)の液晶ディスプレーを搭載し、本体サイズは約106.2×53.4×8.6ミリ。重さは約79グラムとなっている。おサイフケータイを搭載するスマホとしては世界最小・最軽量だという。

 筆者は楽天モバイルから借りた端末を1カ月ほど使っているが、仕事やプライベートで会う人に見せると「これがスマホ?」「いいですね」と興味を持たれることが多かった。他のスマホとは一線を画す個性を持っていることも、このスマホのアドバンテージと言えるだろう。

片手で持って親指だけで操作できる
片手で持って親指だけで操作できる
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 手にすると、手のひらに収まるほどコンパクトだ。手元にあったiPhone 11 Proと比べてみるとかなり差があると感じる。

 こうした超小型のSIMフリースマホは皆無ではないが、さらにおサイフケータイが使えるという点も評価すべきポイントで、そうなると恐らく選択肢は他にない。その点でかなり個性的な機種だと言える。借りた端末なので使い勝手は試せなかったが、モバイルSuicaや楽天Edy、iDなど、主要なサービスに対応しているようだ。

おサイフケータイ対応もRakuten Miniのポイント
おサイフケータイ対応もRakuten Miniのポイント
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