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 今回は中国・華為技術(ファーウェイ)の「HUAWEI P40 lite 5G(以下、P40 lite 5G)」をレビューする。

 P40 lite 5GはSIMフリーの5G対応スマホで、実売価格は4万3780円(税込み)。2020年10月現在、日本で販売されているSIMフリーの5Gスマホとしては最も安いモデルだ。AndroidをベースとするOSを搭載しているが、Google Mobile Services(GMS)には対応しておらず、Googleのアプリは利用できない。ファーウェイ独自のHUAWEI Mobile Services(HMS)に対応しており、アプリは「AppGallery」というストアから入手する。購入に際して注意が必要な端末と言っていいだろう。メーカーから借りた端末を約1週間使ってみた。

中国・華為技術(ファーウェイ)の「HUAWEI P40 lite 5G」
中国・華為技術(ファーウェイ)の「HUAWEI P40 lite 5G」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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「lite」ながら高価に見えるデザイン

 P40 lite 5Gには「lite = 廉価版」という印象を抱きがちだが、決してロースペックではない。CPUはHUAWEI Kirin820(最大2.36GHz/オクタコア)で、RAM(メモリー)は6Gバイト、ROM(ストレージ)は128Gバイトとなっている。ミドルレンジの上位と言えるスペックで、ボディーの質感にも安っぽさは感じられない。

 背面パネルにはガラスを用いており、エッジ部にはカーブが施されている。筆者が借りたのはクラッシュグリーン(ほかにスペースシルバーとミッドナイトブラックがある)だが、光沢が強いミラー調で、光の当たり方によって表情が変わる。ハイエンドモデルと見まごう仕上がりだ。

背面パネルには3Dガラスを採用。クアッドカメラを搭載している
背面パネルには3Dガラスを採用。クアッドカメラを搭載している
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光沢が強く、高価なスマホに見える
光沢が強く、高価なスマホに見える
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 ディスプレーは約6.5インチで、解像度は2400×1080ドット。ハイスペックモデルで採用される有機ELではなく、TFT方式の液晶を採用している。ここが、価格を安く抑えられた理由の一つなのかもしれない。ディスプレーはフラットで、ベゼルはさほど細くなく、されど太くもない。しかしインカメラ搭載部をパンチホールにしていることもあり、画面は非常に広く感じられる。

約6.5インチの大画面ディスプレーを搭載
約6.5インチの大画面ディスプレーを搭載
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インカメラ(約1600万画素)をパンチホール状に配置し、画面占有率を高めている
インカメラ(約1600万画素)をパンチホール状に配置し、画面占有率を高めている
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目に優しい「eBookモード」に切り替えることもできる
目に優しい「eBookモード」に切り替えることもできる
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 右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載し、電源ボタンは指紋センサーを兼ねている。インカメラによる顔認証も可能で、顔認証のほうが素早くロック解除ができるようだ。

上が音量ボタン、下は電源ボタン兼指紋センサー
上が音量ボタン、下は電源ボタン兼指紋センサー
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 左側面にSIMスロットを搭載する。2枚のnanoSIMをセットでき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応している。2枚目のnanoSIMの代わりに「NMカード」(最大256Gバイト)という外部メモリーを装着することも可能だ。底部にイヤホンジャックとUSB Type-Cポートがある。不便を感じることはない仕様だ。

SIMスロットには2枚のSIMを装着できる
SIMスロットには2枚のSIMを装着できる
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底部に3.5ミリ穴のイヤホンジャックとUSB Type-Cポートを備える。イヤホンとUSBケーブルが同こんされている
底部に3.5ミリ穴のイヤホンジャックとUSB Type-Cポートを備える。イヤホンとUSBケーブルが同こんされている
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