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 今回レビューするSIMフリースマートフォンは、シャープの「AQUOS sense5G SH-M17」だ。Snapdragon 690 5G(最大2.0GHz)を搭載するミッドレンジの5G(第5世代移動通信規格)対応モデルで、おサイフケータイ、防水・防じんにも対応している。

シャープのSIMフリースマホ「AQUOS sense5G SH-M17」
シャープのSIMフリースマホ「AQUOS sense5G SH-M17」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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 AQUOS sense5Gのキャリア版は、2021年2月にNTTドコモとau(KDDI)、ソフトバンクが発売した。1カ月ほど遅れて3月12日に発売されたSIMフリーモデルは基本スペックがほぼ共通だが、キャリア版がシングルSIMでロックがかかっているのに対して、SIMフリー版は2枚のSIMを装着でき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応している。価格は5万600円(2021年4月時点の量販店での実勢価格)で、キャリア版より1万円ほど高い。

 SIMフリースマホ市場はまだ4Gが主流で、5G対応機種は高価格帯のハイスペックモデルが多い。ミッドレンジで5G対応のAQUOS sense5Gはコスパを重視したいユーザーに響きそうだ。まず筆者がAQUOS sense5Gを使って、気に入ったポイントを挙げておこう。

  1. 大きすぎず持ちやすいサイズ感
  2. 電池は期待していた以上に持つ
  3. 楽天モバイルのSIMが使えて、DSDV対応
  4. 機能にも画質にも満足できるトリプルカメラ
  5. “あってよかった”と思える独自機能が多い

 率直に万人受けする機種だと思う。満足度はかなり高かった。4GのSIMフリースマホの中には2万~3万円台でAQUOS sense5Gと同等もしくはそれ以上のスペックを備えた機種もある。それらと比べると割高感はあるが、5Gとおサイフケータイに対応しているメリットを考えると妥当な価格だろう。

片手でも操作しやすい

 ディスプレーは約5.8インチ。解像度はフルHD+(2280×1080ドット)で、省電力性能に優れた「IGZO液晶」を採用している。YouTubeやNetflixなどの動画を楽しみたいなら、さらに大きい画面が有利であることは言うまでもないが、画面サイズを抑えることによってボディー幅を約71mmに抑えている。手にして安定感が得られるサイズで、片手でも操作しやすい。

ディスプレーの画質は上々で、ユーザーが好みの画質に調整できる機能も用意されている
ディスプレーの画質は上々で、ユーザーが好みの画質に調整できる機能も用意されている
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サイズは約148×71×8.9mmで、重さは約178g。片手でも扱いやすいサイズ
サイズは約148×71×8.9mmで、重さは約178g。片手でも扱いやすいサイズ
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