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 今回紹介するSIMフリースマートフォンは、2021年7月に発売された中国・小米科技(Xiaomi、シャオミ)の「Mi 11 Lite 5G」。同社が日本向けに発売する初の5G対応のSIMフリースマホだ。なお、5Gはsub6のみで国内の全キャリアに対応している。

中国シャオミの「Mi 11 Lite 5G」
中国シャオミの「Mi 11 Lite 5G」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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 シャオミは2019年12月に日本市場に参入して以来、コストパフォーマンスが高いスマホを続々とリリースしている。本モデルも「Snapdragon 780G」という高性能な最新チップを搭載しつつ、4万3800円(税込み)というお手ごろな価格が設定されている。同等のスペックを備えた5Gスマホの中で最安だろう。

 筆者はシャオミから借りた端末を10日間ほど使ってみた。先に率直な感想を述べると、大画面ながら軽く、操作感も小気味よく、気持ちよく使えるスマホだった。特に気に入ったのは下記の5つのポイントだ。

  1. 従来モデルとは一線を画す薄型ボディー
  2. 色鮮やかな“映える”写真が撮れる3眼カメラ
  3. Snapdragon 780G搭載で動作は“キビキビ”
  4. 電池の持ちや充電速度にも満足
  5. 多くの人が必要とする機能はもれなく搭載

 ではこれら5つのポイントについて、詳しく紹介していこう。

従来モデルとは一線を画す薄型ボディー

 Mi 11 Lite 5Gの本体サイズは160.53×75.73×6.81mmで、重さは159gだ。シャオミがこれまで日本でリリースした端末は190gから200g台の重量級ばかり。4月に発売された「Redmi Note 10 Pro」は193gだが、それでも発表会では従来モデルよりも軽いことをアピールしていた。

日本で発売されたシャオミのスマホの中では最も軽い159g
日本で発売されたシャオミのスマホの中では最も軽い159g
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 ということもあり、筆者が初めてMi 11 Lite 5Gを手にしたときは、あまりの軽さに「これ、本当にシャオミの端末なの?」と疑いたくもなった。従来モデルとは一線を画するフラットなデザインで、同こんのクリアケースを付けてもなお薄く感じられる。

薄い板といった印象で、このように持っても重さをあまり感じない
薄い板といった印象で、このように持っても重さをあまり感じない
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透明のスマホケースを同こん
透明のスマホケースを同こん
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 5Gスマホは4Gスマホより多くのアンテナを搭載し、より容量の多いバッテリーを内蔵するため大きくなりがちだ。Mi 11 Lite 5Gは6.55インチの大画面を搭載し、4250mAhというそこそこ容量の多いバッテリーを内蔵しながら、重さを159gに抑えたことは高く評価すべきだろう。

 カラバリエーションはミントグリーン、シトラスイエロー、トリュフブラックの3色展開。筆者はミントグリーンを借りた。背面パネルはすりガラスのようなサラサラとした手触り。日本向けモデルはFeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応させるローカライズがなされている。

背面パネルはすりガラス調で指紋は付きにくい
背面パネルはすりガラス調で指紋は付きにくい
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 サイドフレームには光沢の強いメタル素材を使用。右側面に音量キーと指紋センサーを兼ねる電源キーを搭載。左側面には何もなく、底部にUSB Type-CポートとSIMスロットを搭載。SIMスロットには2枚のnanoSIMを挿せて、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応。2枚目のSIMはmicroSDとの排他利用になっている。

右側面に音量キーと電源キーを搭載。電源キーが指紋センサーを兼ねる
右側面に音量キーと電源キーを搭載。電源キーが指紋センサーを兼ねる
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底面にはSIMスロット、USBポート、スピーカーを装備
底面にはSIMスロット、USBポート、スピーカーを装備
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 6.55インチのディスプレーは有機ELで、解像度は2400×1080ピクセル。シャオミによると、折り曲げられる薄い有機ELを用いることで薄型化を実現。それを「ゴリラガラス6」という強化ガラスで保護することで、強度も兼ね備えているという。なお、リフレッシュレートは60Hzと90Hzに切り替え可能。

10ビット(約10億色)の色深度を表現できるなど、ディスプレーは上位クラスのスペックを備える
10ビット(約10億色)の色深度を表現できるなど、ディスプレーは上位クラスのスペックを備える
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リフレッシュレートは90Hzにも切り替え可能
リフレッシュレートは90Hzにも切り替え可能
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好みの色彩に調整できる機能を備える
好みの色彩に調整できる機能を備える
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 内蔵スピーカーは上下に搭載したデュアルスピーカー。ボリュームはかなり大きくでき、バランスよく出力されるのでイヤホンなしでも音楽や動画を楽しめる。なお3.5mm穴のイヤホンジャックはないが、Type-C to 3.5mmの変換アダプターが同こんされているので手持ちの有線イヤホンで音楽を聴くこともできる。