今回使ってみたのはシャープの「AQUOS sense6」のSIMフリー版。AQUOSスマートフォンの売れ筋モデルで、通信事業者ではNTTドコモ、au(KDDI)、楽天モバイルが取り扱う。
キャリア向けモデルはRAM 4GB+ROM 64GBのみだが、SIMフリー版ではRAM 4GB+ROM 64GBモデルに加えて、RAM 6GB+ROM 128GBモデルも用意されている。5Gの対応バンド(n3/n28/n77/n78/n79)も多い。
筆者はSIMフリー版のRAM 6GB+ROM 128GBモデルにau回線のSIMを挿してレビューした。
1週間使ってみた率直な印象は…
筆者は以前にキャリア向けのAQUOS sense6を2週間ほど使ったことがある。今回はSIMフリー版を1週間ほど使ったが、基本スペックは共通なので使用感にはほとんど差はなかった。
しかし、SIMフリー版のほうがプリインストールされているアプリが少なく、キャリアサービスに導くためのショートカットアイコンもない。ホーム画面がすっきりとしていることは利点だろう。
まず、AQUOS sense6を使ってみた率直な感想を箇条書きで挙げておこう。
- 軽くて片手でも操作しやすい
- ディスプレーは明るく見やすい
- カメラは反応がやや鈍いが、画質は及第点
- 電池の持ちには満足必至!
- 独自機能が多すぎて、使いこなすのが大変そう
プロセッサーにSnapdragon 690 5Gを採用したミッドレンジモデルで、これといって不満を感じることはなく、満足度が高かった。スマホに多くの機能を求めないライトユーザーだけではなく、いろいろなアプリを積極的に使いたい人も選択肢に加えていいように思う。では、そう思った理由を説明していこう。