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 今回使ったSIMフリースマートフォンは、ソニーの「Xperia PRO-I」だ。メインカメラに1.0型のイメージセンサーを採用したモデルで、「カメラ、極まる。」というキャッチコピーを掲げている。自撮り撮影用のモニターや三脚にもなるリモコン付きのグリップを取り付けることで、Vlogに適していることも訴求している。これらの別売になっているアクセサリーも含めて製品を1週間ほど試してみた。

ソニーの「Xperia PRO-I」。直販価格は19万8000円(税込み、以下同じ)
ソニーの「Xperia PRO-I」。直販価格は19万8000円(税込み、以下同じ)
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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左のVlog Monitor「XQZ-IV01」は2万4200円。右のシューテインググリップ三脚「GP-VPT2BT」は1万2901円
左のVlog Monitor「XQZ-IV01」は2万4200円。右のシューテインググリップ三脚「GP-VPT2BT」は1万2901円
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このように装着して、Xperia PRO-Iのメインカメラで自撮りができる
このように装着して、Xperia PRO-Iのメインカメラで自撮りができる
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画質の良さは一目瞭然、特に動く被写体に有利

 Xperia PRO-Iの最大の特徴はカメラだ。超広角(16mm/F値2.2)+広角(24mm/F値2.0・4.0)+標準(50mm/F値2.4)という構成で、3D iToFセンサーも備えている。イメージセンサーの有効画素数はそれぞれ約1220万画素だが、メインの広角カメラには1.0型の大型センサーを採用。ソニーによると、プレミアムコンパクトカメラ「RX100 VII」のイメージセンサーをXperia PRO-Iに最適化したもので、従来のXperiaでは実現できなかった低ノイズや広いダイナミックレンジを実現しているという。

トリプルレンズカメラは、上から超広角、広角、標準の順に並ぶ。大型センサーで受光するために、広角レンズの口径は大きく、高級なZEISS Tessarレンズを採用している。広角レンズと標準レンズの間に3D iToFセンサーを搭載
トリプルレンズカメラは、上から超広角、広角、標準の順に並ぶ。大型センサーで受光するために、広角レンズの口径は大きく、高級なZEISS Tessarレンズを採用している。広角レンズと標準レンズの間に3D iToFセンサーを搭載
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 静止画の撮影には、Xperia 1 III/5 IIIなどと同じく「Photography Pro」アプリを用いる。デジタル一眼カメラ「α」と同じような感覚で、撮影モードを選択し、露出やホワイトバランスだけでなく、シャッタースピードも設定でき、メインカメラのF値は2.0または4.0に切り替えられる。

 側面に搭載されたシャッターボタンは、コンパクトデジタルカメラ「RX 100」シリーズのスイッチ部品を使っており、カメラ専用機さながらにカシャッと押せて、半押しでのピント合わせもスムーズに行えた。

静止画の撮影には、デジタル一眼カメラに近いUIを採用した「Photography Pro」アプリを使用。筆者は主に「プログラムオート」で撮影した
静止画の撮影には、デジタル一眼カメラに近いUIを採用した「Photography Pro」アプリを使用。筆者は主に「プログラムオート」で撮影した
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右側面にシャッターボタンを搭載。その左にある丸いボタンはショートカットキーでアプリを起動できる。初期設定は動画撮影用の「Videography Pro」アプリだが、他のアプリに変更可能
右側面にシャッターボタンを搭載。その左にある丸いボタンはショートカットキーでアプリを起動できる。初期設定は動画撮影用の「Videography Pro」アプリだが、他のアプリに変更可能
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 なお、Androidスマホで一般的な「カメラ」アプリは搭載していない。しかし、「Photography Pro」で「BASIC」モードを選択すると、慣れ親しんだ操作で撮影することができ、フロントカメラや動画撮影への切り替えがスムーズに行える。

「BASIC」モードは、気軽なスナップ撮影などに適している印象
「BASIC」モードは、気軽なスナップ撮影などに適している印象
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