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 今回使ったSIMフリースマートフォンは、FCNTの「arrows We」だ。NTTドコモやau(KDDI)、ソフトバンクが取り扱う。仕様は各事業者向けに最適化されているが、ハードウエアの基本スペックは共通している。

FCNTの「arrows We」
FCNTの「arrows We」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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 5G対応だが、プロセッサーに米Qualcomm(クアルコム)のSnapdragon 480を採用したエントリークラス。一括購入時の価格は2万円台で、原稿執筆時点で販売されている5Gスマホの中では最も安い価格帯のモデルだ。

写真はNTTドコモ版で2万1450円(税込み、以下同)。au版は2万6180円、ソフトバンク版は2万7360円。主な仕様は共通しているが、ソフトバンク版だけeSIMに対応している
写真はNTTドコモ版で2万1450円(税込み、以下同)。au版は2万6180円、ソフトバンク版は2万7360円。主な仕様は共通しているが、ソフトバンク版だけeSIMに対応している
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写真のパープルはドコモだけが取り扱うカラー。キャリアごとに限定カラーが用意されている
写真のパープルはドコモだけが取り扱うカラー。キャリアごとに限定カラーが用意されている
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 FCNTによると、出荷台数はすでに100万台を突破し150万台を目指しているという。どういった点が評価されているのだろうか。FCNTから借りたドコモ版の端末を使う機会を得た。「価格の割に良い」と思えた長所と、「この価格だから仕方ない」と割り切らなければならない妥協点の両方に触れながらレビューしていく。

“価格以上”と評価したい3つのポイント

 まず、筆者が「価格の割に良い」と評価したことを3つ挙げよう。

  1. コンパクトで持ちやすい
  2. 「プライバシーモード」など独自機能が充実
  3. 電池は余裕で1日以上持つ