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 今回使ってみたSIMフリースマートフォンは、米Apple(アップル)の「iPhone SE(第3世代)」だ。Apple Storeでの価格は64GBモデルが5万7800円(税込み、以下同じ)、128GBが6万3800円、256GBが7万6800円。iPhone 13シリーズのどのモデルより安く、スペックは抑えられている。

 NTTドコモやau(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイルも取り扱っている。各社の端末購入サポートや割引施策によって、実質負担金を抑えることもできる。

アップルの「iPhone SE(第3世代)」
アップルの「iPhone SE(第3世代)」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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 デザインは2年前に発売された第2世代を踏襲。4.7インチのディスプレーを搭載し、指紋センサーを兼ねるホームボタンを備えている点は第2世代と変わらない。しかし、プロセッサーはiPhone 13シリーズと同じ6コアのA15 Bionicチップを搭載し、処理速度が向上している。

 筆者は普段iPhone 13 Proを使っている。iPhone SE(第3世代)の使用感はiPhone 13 Proと比べてどれくらい変わるのか。どういう用途に適しているのか。1週間ほど使ってみた率直な印象をリポートする。

カラーバリエーションは「ミッドナイト」「スターライト」「(PRODUCT)RED」の3色。写真はミッドナイト。同こん品はケーブルとSIMピン、簡単な説明書のみ
カラーバリエーションは「ミッドナイト」「スターライト」「(PRODUCT)RED」の3色。写真はミッドナイト。同こん品はケーブルとSIMピン、簡単な説明書のみ
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