今回使ったスマートフォンは、2022年4月21日に発売された韓国Samsung Electronics(サムスン電子)の「Galaxy S22 Ultra」だ。Galaxy S22シリーズはサムスン電子のフラッグシップモデルで、ほかに「Galaxy S22」と「Galaxy S22+」の2モデルがある。ただ、Galaxy S22+は日本では未発売。
Galaxy S22 Ultraは3モデルの中で最も画面が大きい最上位モデルで、NTTドコモとau(KDDI)が取り扱う。価格は、ドコモ版が18万3744円(「いつでもカエドキプログラム」適用時は10万5864円、いずれに税込み、以下同じ)、au版は17万8820円(「スマホトクするプログラム」適用時は10万7180円)となっている。なお、どちらもSIMロックはかかっていない。筆者は、サムスン電子ジャパンから借りたドコモ版を1週間ほど使ってみた。
超ハイエンドモデルを使って感じた5つのメリット
Galaxy S22 Ultraは、約6.8インチの有機ELディスプレーを搭載。米Qualcomm(クアルコム)のハイエンド向け最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 1」を採用。背面カメラは1億800万画素をメインとする4眼構成で、光学10倍、デジタルズームを併用して最大100倍での撮影が可能。スペックを見ただけで、日本で今買えるスマホの中では最高峰の超ハイエンドモデルであることが分かる。
実際に使ってみると、ハイエンドモデルらしく快適だった。特に気に入ったのは、下記の5つのポイントだ。
- 初搭載のSペンは日常的に役立つ
- カメラの性能はトップクラス
- 大画面ディスプレーは屋外でも見やすい
- ストレスなくサクサクと操作できる
- デザインに高級感がある
ただ、使ってみて残念に感じた点もあった。まずは、5つの気に入ったポイントを紹介しよう。