今回使ってみたSIMフリースマートフォンは、2022年5月30日に発売された中国・小米科技(Xiaomi、シャオミ)の「Redmi Note 11 Pro 5G」だ。シャオミは3月に4Gの「Redmi Note 11」、4月に5Gの「Redmi Note 10T」と、立て続けに新モデルをリリースしている。
Redmi Note 11 Pro 5Gは、3モデルの中では最も上位に位置付けられる。価格は4万4800円(税込み、以下同じ)。キャリアでは楽天モバイルが取り扱う。楽天版はオープン市場向けのモデルとの仕様の違いはないが、価格は4万2980円と少し安い。
Redmi Note 11 Pro 5Gは、プロセッサーに「Snapdragon 695 5G」を採用するミッドレンジモデルながら、1億800万画素をメインとするトリプルカメラを搭載。おサイフケータイやeSIMに対応するなど、日本市場に対するシャオミの本気さが感じられる。実際の使用感はどうなのか。メーカーから借りた端末を1週間ほど使ってみた。
筆者がRedmi Note 11 Pro 5Gを使って、気に入ったのは次の5点だ。
(1)大画面のディスプレーが美しい
(2)鮮やかな色で撮れるカメラ
(3)素早く充電でき、電池の持ちも良好
(4)多くの人が求める機能がもれなくそろっている
(5)はやりのフラットデザインで質感も◎
これら5つのポイントに焦点を当てて、レビューしていく。