今回使ってみたSIMフリースマートフォンは中国・小米科技(Xiaomi、シャオミ)の「POCO F4 GT」だ。POCO(ポコ)は同社がグローバルで展開するブランドで、日本向けには同モデルが第1弾となる。
POCO F4 GTはPOCOのフラッグシップモデルで、最新のハイエンド向けプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載し、ゲーミング機能に注力していることが特徴。Snapdragon 8 Gen 1搭載モデルは10万円を超える機種が多いが、POCO F4 GTはRAMが8GBでROMが128GBのモデルが7万4800円(税込み、以下同じ)、RAMが12GBでROMが256GBのモデルが8万4800円と割安であることも注目されている。
筆者はシャオミから借りた12GB+256GBモデルを1週間ほど使ってみた。
使い勝手に大満足、特に気に入った4つのポイント
まず、POCO F4 GTを使ってみた総合的な印象を述べておきたい。筆者は普段そんなにゲームはしないが、ゲームをしなくても満足できる端末だった。今のところ、2022年に発売されたスマホの中で最もコストパフォーマンスが高い端末と評価できそうだ。これからスマホの価格が値上がりしていきそうな気配を考えると、2022年の最強コスパモデルになる可能性も高そうだ。
筆者が特に気に入ったのは次の4つのポイント。価格を考えると、これといって不満を感じるところはなかった。
- (1)サクサクと軽快に操作できる
- (2)クアッドスピーカーを搭載し音楽や動画を楽しめる
- (3)120Wの急速充電とL字型ケーブルが便利
- (4)カメラの撮影画質は及第点
では、これら4つのポイントについて詳しくレビューしていく。