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 今回使ってみたSIMフリースマートフォンは、米Google(グーグル)の「Google Pixel 6a」だ。2021年10月に発売された「Google Pixel 6/6 Pro」の廉価版に位置付けられるモデルで、Googleストアでの価格は5万3900円(税込み、以下同)。キャリアではau(KDDI)とソフトバンクが取り扱い、それぞれ5万3270円、6万7680円となっている。

米Googleの「Google Pixel 6a」
米Googleの「Google Pixel 6a」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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カラーバリエーションは「Charcoal」「Chalk」「Sage」の3色
カラーバリエーションは「Charcoal」「Chalk」「Sage」の3色
(出所:米Google)
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 「Pixel a」シリーズはコストパフォーマンスの高さに定評がある。さらにPixel 6aは上位モデルとの差が小さく、従来モデル以上に“お得”だと感じられた。

 そこそこの機能で満足できる平均的なユーザーはもちろん、高性能を求めるハイエンド志向のユーザーも購入の選択肢に加えていいのではないかと思う。その理由は下記の4つだ。

  • 1. 上位モデルよりもコンパクトで、持ちやすく操作しやすい
  • 2. カメラが秀逸、どんな被写体でもキレイに撮れる
  • 3.「リアルタイム翻訳」と「レコーダー」の文字起こし機能が便利
  • 4. グーグル純正なので長期的な使用を見込める

 今回は、この4点に焦点を当ててレビューしていく。