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 今回使ってみたSIMフリースマートフォンは、シャープの「AQUOS R7」だ。2021年6月に発売された「AQUOS R6」の後継機種で、前モデルに引き続き、ドイツLeica Camera(ライカカメラ)が監修するカメラを搭載している。NTTドコモとソフトバンクが取り扱い、価格はドコモ版が19万8000円(税込み、以下同じ)、ソフトバンク版が18万9360円となっている。筆者はシャープから借りたソフトバンク版にLINEMO(ソフトバンクのオンライン専用プラン)のSIMを挿して使用した。なお、筆者は前モデルのAQUOS 6を購入して使っている。前モデルと比べた印象も交えてレビューしていきたい。

シャープの「AQUOS R7」
シャープの「AQUOS R7」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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ボディーの質感はいいが、重さが気になる

 AQUOS R7は、約6.6インチの「Pro IGZO OLED」という有機ELディスプレーを搭載。サイズは約161×77×9.3mmで、重さは約208g。前モデルのR6も同じ大きさのディスプレーを搭載し、本体サイズはほぼ同じ。しかし、手にした印象にはかなり差があった。

左がAQUOS R7、右が前モデルのAQUOS R6。どちらも約6.6インチのディスプレーを搭載しているが、AQUOS R7のほうが横幅が3mm太くて1g重い
左がAQUOS R7、右が前モデルのAQUOS R6。どちらも約6.6インチのディスプレーを搭載しているが、AQUOS R7のほうが横幅が3mm太くて1g重い
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 前モデルはディスプレーの左右にカーブが施され、背面パネルの左右も曲面で、サイドフレームは細かった。AQUOS R7のディスプレーと背面パネルはフラットで、側面はメタルフレーム。全体的に板っぽく、ソリッドな印象だ。

左がAQUOS R7、右がAQUOS R6。カメラ部のデザインが大きく変更された
左がAQUOS R7、右がAQUOS R6。カメラ部のデザインが大きく変更された
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 右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載。前モデルにあったGoogleアシスタントを起動するボタンはない。左側面には何もなく、上部にイヤホンジャックのSIM/microSDスロット、底部にUSB Type-Cポートを搭載している。スピーカーはディスプレー上部と本体底部に搭載し、ステレオサウンドを出力できる。「新設計のスピーカーで、前モデルよりも音質を向上させた」と聞いていたが、左右のバランスが良くなり、音が広がるようになったと感じられた。

右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載
右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載
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前モデルでは底部にあったイヤホンジャックは上部に移動
前モデルでは底部にあったイヤホンジャックは上部に移動
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nanoSIMは1枚しか挿せないが、eSIMを追加することが可能。前モデルからの大きな進化点だ
nanoSIMは1枚しか挿せないが、eSIMを追加することが可能。前モデルからの大きな進化点だ
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底部にUSB Type-Cポート、スピーカー、マイクを搭載
底部にUSB Type-Cポート、スピーカー、マイクを搭載
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 デザイン面で最も気に入ったのは背面パネルの質感だ。フロストガラスを用いて、サラサラとした手触りで、高級感があり、指紋が付着しにくいことも利点。カメラ部のデザインが円形に変更され、よりカメラの存在感が際立つようになった。カラーバリエーションはブラックとシルバーで、どちらもカメラに特化したデザインに合う色といえよう。

背面パネルはすりガラスのようなマットな質感
背面パネルはすりガラスのようなマットな質感
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カラバリは2色から選べる
カラバリは2色から選べる
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 AQUOS R7のデザインはおおむね気に入っているが、強いて気になるところを挙げるとしたら重さだ。前モデル(約207g)から1g重くなっただけだが、サイドフレームが太くなったためか、手に持つとややゴツい印象を受けた。筆者はAQUOS R6で使うスマホケースを2度買い替えて、それでもしっくりこなくて、何も付けないのが最も使いやすいと感じている。AQUOS R7もそのまま使うのがベストかもしれない。