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 今回使ってみたSIMフリースマートフォンは米Google(グーグル)の「Google Pixel 7」。グーグルが独自に開発したプロセッサー「Tensor」を搭載する2世代目の端末だ。

米Googleの「Google Pixel 7」
米Googleの「Google Pixel 7」
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 Google Pixel 7シリーズは、6.3インチ画面の「Google Pixel 7」と、6.7インチ画面でカメラ性能などを強化した「Google Pixel 7 Pro」の2モデルから選べる。筆者はどちらも使ってみたが、やはりより高性能な「Pro」に魅力を感じた。ここではPixel 7 Proの使用感をメインにレビューし、適宜Pixel 7との差分についても触れる。

左がGoogle Pixel 7、右がGoogle Pixel 7 Pro。Google Storeでの価格はPixel 7が8万2500円(税込み、以下同じ、128GB)~、Pixel 7 Proが12万4300円(128GB)~。au(KDDI)やソフトバンクも取り扱う
左がGoogle Pixel 7、右がGoogle Pixel 7 Pro。Google Storeでの価格はPixel 7が8万2500円(税込み、以下同じ、128GB)~、Pixel 7 Proが12万4300円(128GB)~。au(KDDI)やソフトバンクも取り扱う
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 最初に結論を述べると、筆者はGoogle Pixel 7 Proの使い心地に非常に満足している。仕事にも遊びにも、コレ1台で十分と思える性能を備えているからだ。筆者が特に気に入っているのは、下記の5つのポイントだ。

  • (1)大画面ディスプレーが見やすい
  • (2)カメラは30倍ズームでもキレイに写る
  • (3)ピンボケ写真をクッキリ画質に修整できる
  • (4)リアルタイム翻訳&文字起こし機能が秀逸
  • (5)電池の持ちが改善され、丸1日余裕で使える

 それでは、これら5つのポイントについて詳しくレビューしていこう。