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 今回レビューするスマートフォンは、ソニーの「Xperia 5 IV(エクスペリア ファイブ マークフォー)」だ。NTTドコモとau(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイルが取り扱う。各社オンラインショップの税込み価格は、紹介順に13万7280円、13万4900円、14万7600円、11万9900円と10万円台前半である。ハードウエアの仕様は各社共通で、筆者はソニーから借りたドコモ版を試用した。

ソニーの「Xperia 5 IV」
ソニーの「Xperia 5 IV」
(撮影:村元 正剛)
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 Xperia 5シリーズはコンパクトなボディーに、フラッグシップモデルのXperia 1シリーズに近い性能を備えていることが特徴。Xperia 5 IVは、プロセッサーにはXperia 1 IVと同じ米Qualcomm(クアルコム)の「Snapdragon 8 Gen 1」を採用し、スペックには若干差はあるものの高性能なトリプルレンズカメラを搭載している。

 筆者がXperia 5 IVを使って気に入ったのは次の5つのポイントだ。

  • (1)薄くて軽く、片手で操作しやすい
  • (2)デジタルカメラのように撮影でき、画質にも満足
  • (3)ビデオ撮影用アプリも本格的
  • (4)内蔵スピーカーが高音質
  • (5)見かけによらず電池の持ちがいい

 それぞれについて詳しくレビューしていく。