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 今回レビューするスマートフォンは、シャープの「AQUOS sense7」だ。「AQUOS sense」シリーズはミッドレンジで、同社の売れ筋。NTTドコモ、KDDI(au、UQモバイル)、楽天モバイルが取り扱うほか、SIMフリーモデル(オープンマーケットモデル)も発売されている。価格は、ドコモ版が5万4230円(税込み、以下同)、KDDI版が5万9500円、楽天モバイル版が4万9980円、SIMフリーモデルが5万4450円となっている。筆者はシャープから借りた楽天モバイル版を1週間ほど使った。なお、楽天モバイル版の型番はSIMフリーモデルと同じ「SH-M24」で、ハードウエアのスペックも共通している。

シャープの「AQUOS sense7」
シャープの「AQUOS sense7」
(撮影:村元 正剛)
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 筆者が「AQUOS sense7」を使って、気に入ったところは下記の5つ。

  • (1)大きすぎず、小さすぎないサイズ感
  • (2)ナチュラルな色で撮れるカメラ
  • (3)マスクを着けたままで顔認証が可能
  • (4)便利機能が充実
  • (5)電池の持ちにも満足

 CPUはミッドレンジ向けのSnapdragon 695 5G(最大2.2GHz)なので、ヘビーユーザーは物足りなさを感じるかもしれないが、基本アプリを中心に使うユーザーは、ほぼ不満を感じることはなさそうだ。では、筆者が注目した5つのポイントについてレビューしていく。