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建築の仕掛けで「集客力」を高める

 今号は住宅特集として「突撃!選手村マンション」を掲載しています。新型コロナウイルスの影響で東京五輪の1年程度の延期が決まりましたが、20年7月の開幕に向けて東京・晴海では「五輪選手村」の整備が最終段階を迎えていました。ここは将来、「HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)」という新しい街に生まれ変わる予定です。何もなかった都心の敷地に、ゼロから街をつくるという前代未聞のプロジェクトの現場に突撃し、20年代の集合住宅の在り方を探っています。

(写真:左はHARUMI FLAG広報事務局、上は北山 宏一)
(写真:左はHARUMI FLAG広報事務局、上は北山 宏一)
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 さらに、今号は2本のトピックスを掲載しました。1つが「“屋根”の広場で街を一変」。中心市街地の活性化に向け、広場や公園を再整備してにぎわいを生む事例が増えています。トピックスでは、祝祭の広場(大分市)、池袋西口公園 GLOBAL RING(東京都豊島区)、天王寺動物園ゲートエリア「てんしば i:na(イーナ)」(大阪市)の3つの事例をリポートしています。

(写真:イクマサトシ)
(写真:イクマサトシ)
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 もう1つが、「『農』を支える新たな建築」。千葉県木更津市に開業した、「食」と「農」をテーマとする複合施設「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」をリポートしています。数々のヒット曲を生んだ音楽プロデューサー・小林武史氏の思いを具現化するため、新「農場」のマスタープランづくりから建築家が協働しました。

(写真:山本育憲)
(写真:山本育憲)
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 2本のトピックスに共通するのは、集客要素を加えることで地域活性化につなげるという視点です。紹介した事例から、仕事へのヒントをつかんでいただければと思います。