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国立競技場、白紙撤回からの復活劇

 今号は、特別リポートとして「国立競技場」を掲載しています。サブタイトルは、「白紙撤回から復活、設計・施工4年の軌跡」です。

(写真:吉田 誠)
(写真:吉田 誠)
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 特別リポートの前書きを引用します。

 「政府が旧案を白紙撤回し、注目を浴びた国立競技場の整備事業。その衝撃は建築界を揺るがし、再び挑む設計・施工者たちへの重圧となった。あれから約4年。逆境を乗り越え、工期36カ月、整備費1569億円で完成を迎えた。しかし東京五輪の開催は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行で延期に。翻弄され続ける国立競技場は、建築界に何を残したのか。完成に至るまでの軌跡をたどる」

 国立競技場は、建設コストの制約とともに、工期厳守が課された国家プロジェクトでした。本当に間に合うのか。そうした世間の不安を拭うべく、設計・施工担当者らは準備を徹底して難事業に挑みました。

 特別リポートでは、設計・施工JVを構成した3社のトップ、大成建設の山内隆司会長、隈研吾建築都市設計事務所の隈研吾氏、梓設計の杉谷文彦社長にインタビュー。重圧に耐え、我慢を重ねながら進められたこのプロジェクトの原動力は何だったのか。それぞれが見た景色を語ってもらいました。

 今号はこのほか、フォーカス建築で「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」を取り上げています。建築巡礼・特別編は「ブラジルで見た“建築の希望”」と題して、前号に引き続き、オスカー・ニーマイヤー設計の建築群をリポートしています。ぜひご一読ください。

(写真:© Louis Vuitton / Stéphane Muratet)
(写真:© Louis Vuitton / Stéphane Muratet)
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