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 NIPPOは横河技術情報(東京・港)の協力を得て、アスファルト舗装の切削厚さを1人で検測する「Nコレ・メジャー」を開発した。市販のデジタルカメラで対象物を様々な方向から撮影した2次元画像から、視差情報を解析して寸法や形状を求める写真測量技術(フォトグラメトリー)を使う。

「Nコレ・メジャー」を使って出来形検測をしている様子(写真:NIPPO)
「Nコレ・メジャー」を使って出来形検測をしている様子(写真:NIPPO)
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現地で設置する器具類。「Nコレ・メジャー」は、横河技術情報が保有する形状検査・作図モデル化システム「舗装工事版VFORM」の技術に、新たな機能を加えて開発した(写真:NIPPO)
現地で設置する器具類。「Nコレ・メジャー」は、横河技術情報が保有する形状検査・作図モデル化システム「舗装工事版VFORM」の技術に、新たな機能を加えて開発した(写真:NIPPO)
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 現場では、切削した路面に専用のターゲットを設置して、ターゲットが映り込むように撮影するだけでよい。パソコンに取り込むと、路面に接するターゲット先端の位置関係を自動で解析して、厚さや幅の計測値を算出する。ターゲットは、役割に応じて切削面などの複数箇所に設置する。

 ターゲットの設置、撮影、撤去にかかる時間は約2分。画像データの移行と解析を含めても、5分以内で数値が分かる。すべての検測が終了するまでの帳票作成時間は、1~2分程度だ。

ターゲットの角が路面に接するように設置する(写真:NIPPO)
ターゲットの角が路面に接するように設置する(写真:NIPPO)
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