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 大林組は道路橋の床版撤去後に、鋼桁フランジ部でさびや塗膜を落とすケレンと清掃を同時に行う「フランジブラスター」を開発した。これまで手作業だった工程を機械化することで、フランジ上部のケレン作業を約50%省力化した。

「フランジブラスター」のイメージ。桁フランジの上を手押しで走行させながら、ケレン作業と清掃を同時に行う。ケレンによって出るくずやブラスト材の飛散を防ぐために、装置を金属製の箱で囲っている(資料:大林組)
「フランジブラスター」のイメージ。桁フランジの上を手押しで走行させながら、ケレン作業と清掃を同時に行う。ケレンによって出るくずやブラスト材の飛散を防ぐために、装置を金属製の箱で囲っている(資料:大林組)
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 フランジブラスターは、砂などのブラスト材の噴射部とバキュームの主に2つの装置で構成。本体下には車輪が付いていて、フランジの上を手押しで走行させる。ブラスト材を高圧力で吹き付けてフランジ上部を研磨し、塗膜やコンクリート片、さびなどを除去して目粗しするとともに、ケレンによって出るくずやブラスト材を自動で回収する。

 噴射部は自動でスイングして、フランジの幅全体にブラスト材を吹き当てる。有効作業幅は60cm程度だ。研磨は乾式で、1種ケレン、ISO規格の「Sa2 1/2」相当の処理に対応している。

 ボルトの突起がある添接板など、凹凸があってケレンに手間がかかる箇所でも、平坦な箇所と同じように均一な仕上がりが得られる。圧縮空気で上部からブラスト材を噴射するため、跳ね返ったブラスト材が再び対象箇所に当たり、研磨するからだ。

 大林組は「中央自動車道(特定更新等)柳樽川橋他9橋橋梁補修工事」の落合川橋で、長さ12mの4つの主桁にフランジブラスターを適用。上フランジをケレンするのに、従来と比較して約50%の省力化を実現した。

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