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 西松建設はソフトウエア開発のsMedio(東京・中央)と共同で、山岳トンネルの覆工コンクリートの表層品質をAI(人工知能)で評価する「A.E.s.SLiC(イースリック)」を開発した。覆工コンクリートの写真から、(1)はく離(2)気泡(3)水はしり・砂すじ(4)色むら・打ち重ね線(5)施工目地不良(6)検査窓枠段差の6項目を4段階で自動評価する。

システムの全体構成。iPadの専用アプリに登録した写真や日付情報などをクラウドサーバーに転送して、表層品質を自動で判定する。その結果を、事務所や支社のパソコンのWebアプリに表示する(資料:西松建設)
システムの全体構成。iPadの専用アプリに登録した写真や日付情報などをクラウドサーバーに転送して、表層品質を自動で判定する。その結果を、事務所や支社のパソコンのWebアプリに表示する(資料:西松建設)
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 このシステムは、タブレット(iPad)、クラウドサーバー、パソコンなどで構成する。タブレットやデジタルカメラなどで撮影した覆工コンクリート面の写真を、評価日や評価者、コメントなどとともにiPad向けの専用アプリに登録する。これらのデータをクラウドサーバーに転送し、前出の6項目の表層品質を自動で判定。結果を現場事務所や本社、支社などのパソコン上のWebアプリに表示する。項目ごとの評価点の推移を、一覧表やグラフに出力することも可能だ。

iPadアプリの情報入力画面。右上の「アップロード」ボタンを押せば、写真や日付情報などがサーバーに転送される(資料:西松建設)
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iPadアプリの写真画面。撮影した写真の元画像は、凹凸やエッジなどの特徴点を鮮明化した画像に切り替えて表示することができる(資料:西松建設)
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