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 エアロセンス(東京・文京)は無人化施工の現場で有線ドローン「エアロボオンエア」を試験採用して、建機の動きや周囲の環境を撮影し、オペレーターの操作支援に役立てた。スポーツの生中継といった用途が多い有線ドローンの新たな活用方法を提示した。

有線ドローンで撮影した無人化施工の現場の様子(写真:エアロセンス)
有線ドローンで撮影した無人化施工の現場の様子(写真:エアロセンス)
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 採用したのは、国土交通省関東地方整備局利根川水系砂防事務所が発注した「R1濁川第一砂防堰堤外工事」だ。アクティオ(東京・中央)などコンソーシアムによって、操作ロボットを搭載した10t級クローラーダンプと無人バックホーの2台を遠隔地で操作した。

 エアロボオンエアは複合ケーブルから給電するため、長時間の飛行が可能だ。この複合ケーブルを通じて飛行を制御するため、無線通信が飛び交う無人化施工の現場でも混信の心配なく飛ばせる。

 さらに最大90mの高度からの撮影が可能なため、広い範囲を映像に収められる。カメラのズーム機能は30倍までのため、詳細な映像も撮影できる。

 無線ドローンではバッテリーなどを使用するため、数十分程度のフライト時間となる。建設現場で長時間撮影し続けることは難しかった。

有線ドローンの飛行の様子(写真:エアロセンス)
有線ドローンの飛行の様子(写真:エアロセンス)
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