ニュース i-Construction
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車道を“またいで”トンネル内を自動点検、浮きとひび割れを検出
東急建設は、東京大学、湘南工科大学、東京理科大学、小川優機製作所(横浜市)、菊池製作所(東京都八王子市)と共同で、通行規制を伴わずに供用トンネルの全断面を点検するシステムを使い、実構造物での実験に成功した。内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)インフラ維持管理・更新・マネジメント技術で…
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「ドローンの研修や整備、お手伝いします」、ミライトが全国展開
ミライト・テクノロジーズ(大阪市)は、ドローン(無人航空機)事業者に向けた運用サービスを全国規模で開始する。第一弾として、スマートコンストラクションを展開するコマツとの提携を4月18日に発表。コマツが5月から新たに提供するサービス「EverydayDrone」の運用において、ミライト・テクノロジー…
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幅0.05mm以上のひび割れを100%自動検出
大林組は、富士フイルムのAI(人工知能)による画像解析技術を利用して、高性能カメラで撮影した画像からコンクリート表面のひび割れの幅と長さを自動検出する手法を開発した。自動検出技術の課題であった計測精度や作業時間を、大幅に改善する。
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港湾工事で初の「オールCIM化」、クレーン船から鉄筋1本まで
五洋建設は、港湾工事に必要なあらゆる設計情報を3次元でモデル化し、施工計画の検討などにCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の活用が効果的であることを実証した。
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配筋検査でスケールスタッフとマーキングが不要に
鹿島は日本電気(NEC)とオリンパスと共同で、組み終わった鉄筋を撮影した画像から、直径や間隔、本数を自動計測する「自動配筋検査システム」を開発した。
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復旧現場をスマホで測量、90%以上のコスト減に
大林組は、豪雨や地震に伴う土砂災害の復旧現場で、地形を1人で素早く測量できるスマートフォン用アプリ「スマホdeサーベイ」を開発した。赤外線センサーを搭載した専用のスマートフォンを使い、画面を見ながら現地を歩くだけで、点群による3次元の地形データを最大約500m2の範囲まで取得できる。
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AIが河川護岸の写真からひび割れを暴く
八千代エンジニヤリングとブレインパッド(東京都港区)は、人工知能(AI)を使って河川の護岸コンクリートに生じたひび割れを写真から自動検出する「GoganGo(ゴガン・ゴー)」を共同で開発した。