井の頭線下北沢駅に出入りする京王電鉄1000系。2013年当時の写真。写真左手に駅ホームがある。右手が渋谷方面。写真奥には本多劇場やヴィレッジヴァンガードが入る下北沢ハイタウン(撮影:大野 雅人)
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京王電鉄の井の頭線は、下北沢駅付近の橋の架け替え工事に伴い、2月18日の始発から午前11時ごろまで渋谷─明大前間で運休する。もともと地上にあった小田急線の線路・ホームをまたぐ仮設の橋(37m)を、コンクリート製の本設の橋に架け替えるためだ。
地下化した小田急線の地上部から井の頭線の新しい橋を見る(撮影:大野 雅人)
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井の頭線下北沢駅付近の改良工事の平面図と断面図(出所:京王電鉄)
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小田急線の下北沢駅が地下化され、地上空間にゆとりができたタイミングで同工事を実施。仮設橋の両脇に、新たなコンクリート製本設橋をあらかじめ用意し、仮設橋の撤去と本設橋の横引き・架設を半日かけて実施する。
井の頭線下北沢駅付近の橋架け替え工事の手順(出所:京王電鉄)
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下北沢駅(写真左手)に入る京王電鉄1000系。2013年当時の写真。橋の下に地上時代の小田急線下北沢駅が見える(撮影:大野 雅人)
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施工は大成建設・前田建設工業・西松建設・錢高組・三井住友建設JV。2月18日の工事は、上り線渋谷方面の橋の架け替えだ。下り線の架け替えは5月中旬に予定している。