千葉市とJR東日本は4月20日、幕張地区への京葉線新駅の設置を決定し、駅舎の概略設計を今年度内にまとめると発表した。駅舎が面する南側と線路を挟んだ北側とを結ぶ自由通路の整備は棚上げする。
新駅の予定地はJR京葉線の海浜幕張─新習志野間で、南側(海側)には複合商業施設「イオンモール幕張新都心」が広がる。約130億円と見込む新駅の建設費用のうち、イオングループの中核企業であるイオンモール(千葉市)が半額を、千葉県、千葉市、JR東日本がそれぞれ6分の1を負担する。千葉県、千葉市、イオンモールで構成する幕張新都心拡大地区新駅設置協議会がJRと締結した基本協定で決定した。