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 東京地下鉄(東京メトロ)は5月3日から3日間、銀座線渋谷駅のホーム移設に向けた線路切り替え工事のため、一部区間を終日運休する。駅移設に伴う終日運休は、2016年11月に続いて2回目。今回は島式の新ホームを造るスペースを確保するため、2本の線路の間を広げる工事を実施する。運休するのは渋谷―表参道間と、青山一丁目―溜池山王間。

移設工事が進む銀座線渋谷駅。写真上側が現ホームの位置。今年2月に撮影(写真:日経コンストラクション)
移設工事が進む銀座線渋谷駅。写真上側が現ホームの位置。今年2月に撮影(写真:日経コンストラクション)
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5月3日から5日にかけて運休する銀座線の区間。運休中は表参道―青山一丁目間と溜池山王―浅草駅で折り返し運転し、東京メトロ半蔵門線や同千代田線などで振り替え輸送を実施する(資料:東京メトロ)
5月3日から5日にかけて運休する銀座線の区間。運休中は表参道―青山一丁目間と溜池山王―浅草駅で折り返し運転し、東京メトロ半蔵門線や同千代田線などで振り替え輸送を実施する(資料:東京メトロ)
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 銀座線の渋谷駅移設は、駅周辺の再開発の一環。現在の駅から東側に約130m離れた明治通り上空に新駅を建設。現駅の跡地にコンコースを設けて、ほかの鉄道などへの乗り換えをスムーズにする。

 さらに、明治通りを挟んで向かい側にある商業施設「渋谷ヒカリエ」側にも改札を設けて利便性を高める。バスターミナルや明治通りに立つ銀座線の橋脚を7基から3基に減らし、交通の流れを円滑にすることも狙いだ。

 駅移設に向けて、16年11月には計4日間運休し、明治通り上空で銀座線の線路を176mにわたって南側に約3.5m敷設替えした。この敷設替えで新駅を造るための工事スペースを確保した。