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半地下の厳かな「神殿」を駆け抜ける

 最初に紹介するイベントは「GAIKANサイクリング」だ。主催は千葉日報社で、後援は千葉県松戸市と市川市。松戸IC北交差点の南側に、会場への入り口と受け付けが設けられた。

(写真:大上 祐史)
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 地上に国道298号、その下を「掘割スリット構造」と呼ばれる半地下の外環道が通る。外環道の開口部には白色の遮光ルーバーが連なる。

 外環道の千葉区間が計画されたのは69年。当初は高架構造で造る計画だったが、市街地を通過するため環境に配慮した半地下構造に見直した。同時に、環境施設帯なども整備した。

(写真:大上 祐史)
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(資料:国土交通省)
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 地上にある松戸ICの料金所を通過して、地下の外環道へ移動する。

(写真:大上 祐史)
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 地下へ進むと、外環道の外回り本線に合流する。先は高谷JCT方面だ。外回り本線と内回り本線の間にある開口部から日光が差し込み、厳かな「神殿」のようにも見えた。

(写真:大上 祐史)
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 幅2.5mの柱が2.5m間隔で並ぶ。自然に換気できるので、車の排気ガスを外へ逃がすための換気所が不要になる。トンネル内で火災が起こった場合、煙をそのまま排出できるというメリットもある。

 開口部を覆う遮光ルーバーによって柱の隙間から断続的に差し込む日差しを和らげ、車を運転する際のちらつきを抑える。風雨を遮る効果もある。

(写真:大上 祐史)
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 GAIKANサイクリングのスタート地点では、参加者の熱気が伝わってきた。ロードタイプやママチャリなど、各自が持ち込んだ自転車の種類は様々だ。

 参加料は1人5000円、親子なら2人で6000円。小学生以上であれば誰でも参加できる。総勢1600人ほどが参加した。

 全日本実業団自転車競技連盟の理事長で元F1ドライバーの片山右京氏がゲストとして挨拶した。

(写真:大上 祐史)
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 自転車のスピードごとに時速18~22kmで走る中上級者の「カテゴリーS」、時速15~18kmの「A」、小学生など時速15km以下で走る「B」に分かれてスタート。松戸市の本郷谷健次市長の旗を合図に、自転車が走り始めた。

(写真:大上 祐史)
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(写真:大上 祐史)
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 松戸ICから、エイドステーションが設置されている高谷JCTの手前で折り返し、再び松戸ICへ戻る約20kmのコースだ。

(写真:大上 祐史)
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