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外環に携わった1100人の写真展

 最後に、写真展「俺の外環」とトークショー・ナイトツアーに参加した。事前に申し込んだ約100人は松戸ICに集合。午後4時30分からトークショー、午後6時からナイトツアーを楽しんだ。

 トンネル内に並んだ無数のパネル。外環道の千葉区間に携わった設計者から現場監督、ガードマンまで総勢約1100人の顔写真に加え、描き下ろしのイラストなども掲げた。

(写真:大上 祐史)
(写真:大上 祐史)
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 「大人の社会科見学」の火付け役である小島健一氏による司会で、トークショーが始まった。ゲストは国土交通省関東地方整備局首都国道事務所の甲斐一洋所長、一般社団法人ツタワルドボクの片山英資氏、イラストレーターの開田裕治氏だ。

(写真:大上 祐史)
(写真:大上 祐史)
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 完成までに半世紀、延べ300万人以上が関わった外環道の千葉区間。どれほど熱い思いで造られたのか、その魅力が余すことなく語られた。

 外環道を含む建設現場は、コンテンツとしての価値が非常に高い。「現場は人が支えている」ことを伝える手段として、今後も積極的に活用していくべきだと締めくくられた。

 さらに、ナイトツアーへと続く。東日本高速の職員らがガイドを自ら務め、外環道の工夫や魅力を参加者に直接語った。

 例えば、本線の渋滞を減らすため、外環道で初めて設置した「ペースメーカーライト」。外回り本線の松戸IC付近にある下り勾配区間、高谷JCTの手前にある上り勾配区間、内回り本線の松戸IC付近から3%を超える上り勾配区間の計3区間に導入した。

 運転者が気づかないうちに車の速度が上がったり下がったりしないように、進行方向に一定のスピードで青色の光が点滅して移動する。照明灯具は1.2mの高さに10m間隔で取り付けた。

(写真:大上 祐史)
(写真:大上 祐史)
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■ペースメーカーライトの動画はこちら

 事故発生などの非常時は、ペースメーカーライトが赤色に点滅し、後続の運転者などに警告する。

(写真:大上 祐史)
(写真:大上 祐史)
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 照明はLEDを使っているので、青や赤以外にも様々な色を表現できる。デモンストレーションとして、カラフルな虹色の点灯も行われた。開通後はまず見られないパターンだ。

(写真:大上 祐史)
(写真:大上 祐史)
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■ペースメーカーライトの赤点滅と虹色の動画はこちら