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 東京・紀尾井町の角地に、ガラスで覆われた15m角のコンクリートキューブが出現した。高低差がある敷地の1階ピロティにある、多角形の4本柱がキューブを地上約3.6mまで持ち上げ、建物に浮遊感を与えている。

東京都千代田区に完成した「紀尾井清堂」。建て主である一般社団法人倫理研究所のオフィス向かいに位置する(写真:日経アーキテクチュア)
東京都千代田区に完成した「紀尾井清堂」。建て主である一般社団法人倫理研究所のオフィス向かいに位置する(写真:日経アーキテクチュア)
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 「紀尾井清堂」と呼ぶこの建物の発注者は一般社団法人倫理研究所で、設計は内藤廣建築設計事務所(東京・千代田)、施工は前田建設工業が担当。構造設計はKAP(東京・千代田)、設備設計は森村設計(東京・目黒)がそれぞれ手掛けた。

紀尾井清堂の内観。中央に大きな4層吹き抜けを設けている(写真:日経アーキテクチュア)
紀尾井清堂の内観。中央に大きな4層吹き抜けを設けている(写真:日経アーキテクチュア)
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 特徴は、“用途未定” であること。「思ったようにつくってください。機能はそれに合わせて後から考えます」という依頼で計画は始まった。「大規模開発や商業建築の“外” にある建築を目指した」と内藤廣氏は説明する。

1階ピロティの内観。北から南に向かって下る、高低差のある敷地に建てたため、地上1階でも地下のようなひんやりとした空間となっている(写真:日経アーキテクチュア)
1階ピロティの内観。北から南に向かって下る、高低差のある敷地に建てたため、地上1階でも地下のようなひんやりとした空間となっている(写真:日経アーキテクチュア)
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1階ピロティ、西側を見る(写真:日経アーキテクチュア)
1階ピロティ、西側を見る(写真:日経アーキテクチュア)
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建物の説明をする内藤廣氏(写真:日経アーキテクチュア)
建物の説明をする内藤廣氏(写真:日経アーキテクチュア)
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1階に展示していた設計図面(写真:日経アーキテクチュア)
1階に展示していた設計図面(写真:日経アーキテクチュア)
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